――そのころにはすっかり芝居の虜になっていたんですね。
瀧内 現場を重ねるうちに、自分はお芝居が好きなんだなって実感するようになっていきました。不思議な感覚なんですけど、自宅に帰ったときに解放感があるんです。いまも現場から帰ると、自分が生き生きとする感覚があります。それはうまくできたときに限りません。うまくいかなくて、悔しくて寝られないようなときにも、生きているなと思う自分がいるんですよね。
撮影 丸谷嘉長
スタイリング 後藤仁子
ヘアメイク 佐藤寛
INFORMATION
〈「被災者の役で7キロくらい痩せてしまいました」瀧内公美(34)の進む道を決めた“代表作との出会い”《思い出すだけで涙が出る壮絶な撮影》〉へ続く
2024.08.12(月)
文=門間雄介