Magnificent View #167
チュンガラ湖(チリ)

(C) Franck Guiziou / Hemis / Corbis / amanaimages

 チリといえば、南北に細長く延びた国。全長は、実に4300キロメートルを超える。その最北部のボリビアとの国境近くに、ラウカ国立公園がある。

 アンデス山脈に抱かれたこの国立公園は、標高3200メートルから6342メートルにかけて広がる天空の楽園だ。ここでは、ラクダによく似たビクーニャ、アンデスウサギとも呼ばれるビスカッチャなど、この地ならではの動物を見ることができる。

 こちらのエリアにおける一番の見どころが、チュンガラ湖。海抜4517メートルの高地に横たわるこの湖は、世界で最も高い場所に位置する不凍湖だという。

 澄んだ水面に映る周囲の山々の姿が、実に清々しい。

Column

今日の絶景

この広い地球上には、まだまだ知られざる素晴らしい景色がある。思わず息を飲んでしまう雄大な自然、ミステリーにあふれた驚きの奇観、そして、人間の文明が刻んだ偉大な足跡……。ここに、選りすぐりの絶景をお届けします。さあ、ヴァーチャルな世界旅行へと出かけよう!

2014.03.16(日)