◆岡山県
黒島ヴィーナスロード

「黒島ヴィーナスロード」は、干潮時にのみ現れる長さおよそ800メートルの砂の道。牛窓沖に浮かぶ「黒島」「中ノ小島」「端ノ小島」の3つの島が弓形につながり、歩いて渡れるようになります。
実はどこかにあるハートの石をふたりで触ると恋愛が成就すると言われ、恋人たちのパワースポットとしても注目を集めている場所。夕暮れ時には「日本の夕日百選」にも選出されている牛窓の夕陽も見られ、辺りはロマンティックな雰囲気に包まれます。
見ごろの時期:干潮時
黒島ヴィーナスロード(くろしまヴィーナスロード)
所在地 岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓
https://www.okayama-kanko.jp/spot/11144
◆島根県
宮ヶ島 衣毘須神社

砂浜から突き出た岩礁である宮ヶ島は、紺碧の美しい海と白い砂浜でつながっていて、潮の満ち引きにより移ろう姿は特に必見です。古来から多くの人がその美しさに魅了され、日本絵画の巨匠・東山魁夷が皇居の障壁画「朝明けの潮」のモデルとした場所しても知られています。
この宮ヶ島に鎮座するのが衣毘須神社です。事代主之命(ことしろぬしのみこと)、えびす様とも呼ばれる神様を主祭神とし、漁業の神様として、えびす様の総本宮である美保神社から分霊されています。
大潮のときには参道が消え、島へ渡れなくなることから「山陰のモンサンミッシェル」とも呼ばれている衣毘須神社。参道のある姿も海の孤島となった姿も、ともに魅力的な島であり神社なのです。
宮ヶ島 衣毘須神社(みやがじま えびすじんじゃ)
所在地 島根県益田市小浜町630
https://www.kankou-shimane.com/destination/20401
◆鳥取県
とっとり花回廊

四季折々の花々で彩られる、日本最大級のフラワーパーク「とっとり花回廊」。7月から8月にはユリやヒマワリのほか、「花の丘」に咲く約10万株のマリーゴールドが見ごろを迎えます。
ユリは「とっとり花回廊」のメインフラワーであり、一年中展示している東館では、いつ入ってもユリの芳しい香りに包まれます。日本に自生する野生ユリ15品種のすべてが保有・展示されていて、これは国内で「とっとり花回廊」だけ。8月上旬までは「原種ユリリレー展示」が開催され、海外の原種及び日本の絶滅危惧種などが随時展示されていきます。
また、11月初旬までは「とっとり花回廊 Webフォトコンテスト」が開催中。これはとっとり花回廊の敷地内で撮影した写真を対象にした写真コンテストで、入賞者にはギフトカードや商品券などが進呈されます。応募締め切りの11月9日(日)23:59までに自慢の写真を応募してみよう。
マリーゴールド、ヒマワリの見ごろの時期:7月~8月
とっとり花回廊(とっとりはなかいろう)
所在地 鳥取県西伯郡南部町鶴田110
https://www.tottorihanakairou.or.jp/

今こそ行きたい!
「日本にしかない風景」再発見
2024.07.31(水)
文=CREA編集部