「創造的に食べる-EATING WITH CREATIVITY」
大昔の人々は豊かな感性で、天上にある月や星と地上にあるすべてのモノが連動していると考えました。このような考え方に合理的な説明はつけられませんが、何千年もの間、人間はこの“宇宙と私をつなぐ”営みを繰り返してきたのです。
古代ギリシャ人は、ハーブと病気と惑星と宇宙のつながりを考え、古代ローマの料理人の中には、占星術の知識を持つものもいました。月のリズムを使って創造的に食べる(EATING WITH CREATIVITY)。そんな新しい発想を生活に活かしてみませんか。
時間をかけずシンプルに
双子座の月の日は、現実感覚を強める水星の食材を食卓に。
水星の食材とは…
豆、セロリ、青菜類、スプラウツ類(発芽野菜、もやしやアルファルファ、ブロッコリースプラウトなど)やハーブいろいろ(パセリ、ミント、レモングラス、フェンネル……)、淡白なチキンやターキー、ハムやソーセージ、ベーコンなどの加工食品。
ヘビーな食事は避け、ライトミールを心がけると頭も体も軽やかになります。
キーワードは“時間をかけずシンプル”に。たとえばフィンガーフード、サンドイッチやタパス、デリのお惣菜に一手間加えたものなどもおすすめです。
■材料(3~4人分)
・レンズ豆:100g
・玉ねぎ:1/2個
・にんじん:1/2本
・厚切りのベーコンを角切りしたもの:80g
・あればイタリアンパセリ:適量
・オリーブオイル:大さじ2
・塩胡椒:適量
・水:400cc
■作り方
(1)鍋にオリーブオイルを入れて、まず角切りにしたベーコンをじっくり炒めてから、みじん切りにした玉ねぎとにんじんもよく炒めます。
(2)水400ccを投入し、沸騰したらレンズ豆を入れて中火から弱火にしながら、レンズ豆が柔らかくなるまで煮ます。約20分強を目安に煮込んだら、塩胡椒で味を調えます。
(3)豆によって煮る時間は変わりますが、ときどき木製のヘラでかき混ぜながら、水分がなべ底に少しになったら、刻んだイタリアンパセリを入れて火を止めます。
(4)お皿によそい、あれば飾り用のイタリアンパセリを添えて出来上がり。
レンズ豆は、丸くて平べったい形が特徴。短時間で柔らかくなるので、時短料理ともいえます。調理時間を減らしたい双子座の月の日にぴったりです。水を増やしてスープキューブを加えれば、レンズ豆のスープになります。
また、この料理は双子座の新月だけではなく、毎月訪れる双子座の月の日に作ってみるのもおすすめです。
双子座の月の日についてはムーンカレンダーをご覧ください。
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Column
創造的に食べる-EATING WITH CREATIVITY
大昔の人々は豊かな感性で、天上にある月や星と地上にあるすべてのモノが連動していると考えました。このような考え方に合理的な説明はつけられませんが、何千年もの間、人間はこの“宇宙と私をつなぐ”営みを繰り返してきたのです。古代ギリシャ人は、ハーブと病気と惑星と宇宙のつながりを考え、古代ローマの料理人の中には、占星術の知識を持つものもいました。月のリズムを使って創造的に食べる(EATING WITH CREATIVITY)。そんな新しい発想を生活に活かしてみませんか。
2024.06.04(火)
文・写真=岡本翔子