◆【烏丸御池】御菓子司 亀屋則克「栗小餅」
大正5年に、京の三大亀屋のひとつ「亀屋良則」より暖簾分け。創業当初よりお茶・お花の稽古菓子や祇園界隈の店々で幅広く親しまれ、味や製法は当時のまま受け継がれています。現在では数少ない座売りでの販売を行っているのも特長。
「見るからにすべすべとしてやわらかな求肥の上にそぼろ状の栗きんとん。この姿から惹かれます。中のこし餡も滑らかで、口の中で一体になるのが美味」。
御菓子司 亀屋則克
所在地 京都市中京区堺町通三条上ル
電話番号 075-221-3969
営業時間 9:00～17:00
定休日 日曜、祝日、第3水曜
https://www.kameyanorikatsu.com/
◆【祇園四条】ZEN CAFE「栗きんとん『山づと』」
花街・祇園で約300年の歴史を誇る老舗京菓子店「鍵善良房」が2012年にオープンさせたカフェ「ZEN CAFE」。ここでしかいただけないモダンなお菓子も人気です。栗きんとん「山づと」の中には丹波栗の甘露煮がごろり。
「細かなそぼろの栗きんとんをイートインできるのが嬉しい。乾いてしまうことも崩れてしまうこともなく、ベストの状態を堪能できるのが魅力」。
ZEN CAFE
所在地 京都市東山区祇園町南側570-210
電話番号 075-533-8686
営業時間 11:00～18:00（17:30 L.O.）
定休日 月曜（祝日の場合は翌日休）
https://www.kagizen.co.jp/
2023.10.07(土)
文＝大嶋律子（Giraffe）
イラスト＝村上テツヤ
CREA 2023年秋号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。
この記事の掲載号
CREA 2023年秋号
永久保存版 偏愛の京都
定価950円
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