この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年9月20日)

» きのうのレシピ「ツナおろしのっけスパゲッティ」


vol.68 野菜モリモリレッドカレー

野菜モリモリレッドカレー。
野菜モリモリレッドカレー。

 いろんな野菜がちょっとずつあるとき、そんな時はカレーで解決! 私のレッドカレーのマストアイテムはかぼちゃです。かぼちゃのほのかな甘みがかなりパンチの効いたレッドカレーにいい感じに溶け込んで、辛みを中和してくれるのです。この甘辛の緩急の見事さたるや!

 レシピは4皿分ですが、カレーペーストを余らせてもアレなので、一度に作ってしまいましょう! 大丈夫、おいしくてあっという間に食べきれるから。

■材料(4人分)

・レッドカレーペースト:1袋(50g)
・オリーブオイル:大さじ1
・ココナッツミルク:1缶(400g)
・水:300ml
・鶏肉:モモ、ムネ、あわせて300g
・海老:大2尾
・野菜:なす、かぼちゃ、たけのこ、しいたけ、シメジ、パプリカ、ピーマンなど、あわせて400g
・ナンプラー:大さじ1と1/2
・砂糖:大さじ1
・ごはん:適量

■作り方

(1) 鶏肉、海老、野菜は食べやすい大きさに切り分ける。

(2) 鍋にオリーブオイル、カレーペーストを入れて弱火で熱し、香りがたったらココナッツミルク、水を入れる。沸騰したら鶏肉、海老、野菜を入れる。

(3) 砂糖、ナンプラーで味つけして、ごはんにのっける。

 インドのスパイスカレーはスパイスを配合して案外気楽に作れますが、タイカレーに関しては市販のペーストを使うのが一番。以前、グリーンカレーをイチから作ったとき、あまりにも大変で、その割に味がイマイチで……そう思うようになりました。

 昨日、白央さんから和パスタの質問ありましたけど、私、中学生の頃、友人が作ってくれた「森のきのこのスパゲティ」がたまに食べたくなります。きのことベーコン、醤油にバター、こういうのグッときますよね。

写真左から、レッドカレーペースト 270円/メープロイ、ココナッツミルク 295円/ユウキ食品
写真左から、レッドカレーペースト 270円/メープロイ、ココナッツミルク 295円/ユウキ食品

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

» 連載「のっけて、食べる」レシピ一覧

次の話を読む【インスタントラーメン アレンジ】 肉ニラのっけ醤油ラーメン ボリュームも栄養もたっぷりで美味!

← この連載をはじめから読む

Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2023.09.20(水)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔