待ちに待った、旅して家族や仲間と賑やかに楽しめる夏がやってきました!

 海外旅行もいいけれど、日本には四季の移り変わりを感じられる風景が数多く存在しています。自粛中に、そんな日本の魅力に気付いた人も多いかもしれません。

 「いつか」ではなく、今度の夏休みの旅行の参考に。私たちを待っている夏色の景色をお楽しみください!

» 日本の隠れ絶景・風物詩リスト


◆かがみいし田んぼアート

 鏡石町で2012年に始まった「かがみいし田んぼアート」。「福幸(復興)」をシンボルとした地域プロジェクトで、田んぼをキャンバスに見立てた大農芸術品が創られる。

 田んぼアートは絵の具の代わりに稲で描かれるもので、6色10種類の稲が使われている。

 毎回童謡や童話などからテーマを決められており、今年の絵柄は「唱歌"牧場の朝"のまち」。11年目を迎えるにあたり、原点に立ち返りさらに進化(深化)するという意味を込め、1年目の「牧場の風景」をリメイクする。

 「窓から眺める絵本~もう一つの“図書館”~」のコンセプトの通り、隣接する「図書室の展望台」から眺められる。

見ごろの時期:7月~9月

かがみいし田んぼアート(かがみいしたんぼアート)

所在地 福島県岩瀬郡鏡石町旭町440-6 鏡石町図書館 4階展望室
https://www.town.kagamiishi.fukushima.jp/tanbo/index.html

◆一の戸橋梁ライトアップ

 「福島遺産百選」のひとつ、JR磐越西線「一の戸橋梁」。全長444.6メートと磐越西線内最長の橋梁で、完成当時は東洋一を誇るスケールだ。

 年に数回ライトアップが行われ、日没になると紫、黄色、緑の3色の光に包まれる。暗闇に浮かび上がる姿は幻想的で、川面に反射する光も美しい。

 また、季節限定観光列車「SLばんえつ物語号」の絶好の撮影ポイントでもあり、鉄道ファンやカメラマンから人気だ。

ライトアップ日程:
第1回 7月15日(土)~7月16日(日)第4回山都雪室熟成そばまつり期間中 ※終了
第2回 8月11日(金)~8月15日(火曜日)お盆の連休
第3回 10月14日(土)~ 10月15日(日曜日)第40回山都新そばまつり期間中

一の戸橋梁ライトアップ(いちのときょうりょうライトアップ)

開催時期:7月中旬、8月中旬、10月中旬
所在地 福島県喜多方市山都町太田 一の戸橋梁
https://www.city.kitakata.fukushima.jp/

2023.07.27(木)
文=佐藤由樹
協力=福島県観光物産交流協会