◆喜多方レトロ横丁
「レトロ横丁商店街」は、「レトロを生かし、レトロを創る」をコンセプトとした商店街。歴史ある店蔵が軒を連ねる情緒ある街の景観を生かした、さまざまな事業が行われている。
そのひとつが、夏に開催される「喜多方レトロ横丁」。商店街が歩行者天国になり、「レトロ」をテーマにした企画が50以上も開催される。
街には市民が手づくりした七夕飾りが飾られ、懐かしい遊び体験や昭和グルメの屋台など、ノスタルジックな世界を満喫できる。
喜多方レトロ横丁(きたかたレトロよこちょう)
所在地 福島県喜多方市三丁目4786レトロ横丁商店街
https://www.kitakata-retro.jp/
◆歌舞伎の夕べ
「檜枝岐歌舞伎」は、江戸時代から続く農村歌舞伎。村人が江戸で見た歌舞伎を村に持ち帰り、真似て演じたことが始まりとされている。
約270年以上の歴史を持ち、福島県指定重要無形民俗文化財に指定。演出や衣装、化粧を含め、役者から裏方まですべて村人が行っている。
毎年9月の第1土曜日には、国の重要有形民俗文化財指定の「檜枝岐の舞台」で「歌舞伎の夕べ」が上演される。灯の光に包まれた舞台は江戸時代の歌舞伎小屋を彷彿とさせ、すばらしい演劇に観客は引き込まれる。
開催日:毎年9月の第1土曜日
歌舞伎の夕べ(かぶきのゆうべ)
所在地 福島県南会津郡檜枝岐村居平 檜枝岐の舞台
http://www.oze-info.jp/
2023.07.27(木)
文=佐藤由樹
協力=福島県観光物産交流協会