待ちに待った、旅して家族や仲間と賑やかに楽しめる夏がやってきました!

 海外旅行もいいけれど、日本には四季の移り変わりを感じられる風景が数多く存在しています。自粛中に、そんな日本の魅力に気付いた人も多いかもしれません。

 「いつか」ではなく、今度の夏休みの旅行の参考に。私たちを待っている夏色の景色をお楽しみください!

» 日本の隠れ絶景・風物詩リスト


◆諏訪峡

 「諏訪峡」は、みなかみ町を流れる利根川の川沿いにある渓谷のひとつ。四季折々の表情が美しく、夏には鮮やかな緑に染まる。

 川沿いには1周1時間弱の遊歩道が整備され、歩きながら自然を満喫できるほか、利根川から42メートルの高さに架けられた諏訪峡大橋からの眺めも楽しめる。

 利根川周辺はアクティビティが充実しており、夏場は諏訪峡大橋でのバンジージャンプや、ラフティングを楽しむ人たちも多い。ちなみに橋の下を遊歩道が通っているため、散策中に頭上からバンジージャンプをする人が降ってくるエキサイティングな体験も。

 また、機関車「SLぐんまみなかみ」が夏の運行を行っており、渓谷とレトロな列車のコラボレーションも楽しめる。

・バンジージャンプの開催時期:4月~11月
https://www.bungyjapan.com/minakami/

・ラフティングの開催時期:4月~11月
・SLぐんまみなかみ夏の運行時期:5月~9月
https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/slgunma.html

諏訪峡(すわきょう)

所在地 群馬県利根郡みなかみ町湯原
https://www.enjoy-minakami.jp/place.php?itemid=550

◆前橋花火大会

 「前橋花火大会」は、今年で市制施工131年目を迎える前橋市の伝統ある花火大会。前橋大空襲で焼け野原となった市街地の復興を祈願し、市民たちにより空襲の3年後に開かれたのが始まりとされている。

 花火の打ち上げ数は約1万5,000発。一番の見どころは打ち上げ幅800メートルの超ワイドスターマインで、色とりどりの壮大な花火と破裂音が会場を盛り上げる。

 また、今年初登場となる煙玉花火が夕闇を彩り、ツイッターで募ったリクエスト曲でオリジナル花火を演出する音楽花火など、見ごたえのある花火が続々と花開く。前橋の夏の風物詩を楽しみに、毎年県内外から多くの観客が訪れる。

開催日:2023年8月12日(土)19:00~

前橋花火大会(まえばしはなびたいかい)

所在地 群馬県前橋市総社町総社 利根川河畔(大渡橋南北河川緑地)
https://www.maebashihanabi.jp/ 

2023.07.20(木)
文=佐藤由樹
協力=ググっとぐんま観光宣伝推進協議会、桐生市産業経済部観光交流課