この記事の連載
- イラストレーター kameインタビュー #1
- イラストレーター kameインタビュー #2
- 『ふたりといっぴき、はじめました。』#1
- 『ふたりといっぴき、はじめました。』#2
社会人女性2人が飼い猫と共にルームシェアをする漫画『ふたりといっぴき、はじめました。』(上・下巻、マガジンハウス)。人物を描く伸びやかな線と丁寧な心理描写が、読者から「癒される」と人気です。
著者でイラストレーターのkameさんに、同居人「ぼっちゃん」との生活の様子やルームシェアのきっかけなどをお聞きしました。(インタビュー【後篇】を読む)
》kameさんインタビュー【後篇】を読む
》マンガ①を読む
》マンガ②を読む
4年前に2DKの物件でルームシェアを開始
――ルームシェアを始めたのはいつですか?
kame 約4年前ですね。ルームシェアのきっかけは、当時住んでいたマンションに問題が多くて、引っ越したいと思ったこと。電球のかさが突然落ちてきたり、雨漏りの影響か天井がたわんできたりして。もうダメ、と思って引っ越しを決意しました。
同居人のぼっちゃんも、同じ家に10年くらい住んでいたから住み替えを検討していて。私がルームシェアに誘ったら、「kameの飼い猫・にゃーちゃんと一緒に暮らしたい」と同意してくれました。
――今はどんな家でルームシェアしているんですか?
kame それなりに築年数がある2DKです。ぼっちゃんと私の部屋はそれぞれ同じ広さで、エアコン付き。キッチンが広くコンロが二口で、バス・トイレ別です。それに、猫を飼っているからペット可の物件で。バス停が家の近くにあるので、少し駅まで遠いけど便利で気に入っています。
――それぞれの部屋で違いはありますか?
kame 私の部屋は床が畳で、ぼっちゃんの部屋はフローリングシートが貼られています。
2023.06.09(金)
文=ゆきどっぐ
撮影=榎本麻美