この記事の連載

新しい気分に寄り添う“春色”プチプラコスメ
#03 ケイト

 皆さま、明けましておめでとうございます。プチプラ美です。

 2023年も、「色や品質に大人もうっとり♡」の優秀プチプラコスメをたくさんご紹介していきたいと思います。

 年明け1発目はプチプラコスメの春新色。春新色といえば可愛いパステルカラーやピンクが定番といえば定番なのですが、今年は特に“色”そのもののステキさが際立っている! と勝手に興奮。中でも特にオススメのブランドとアイテムをご紹介します。

 3つ目は、常に我が道を行く、ケイトです。

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ケイトの4色アイシャドウパレット

 「目を大きく見せたい」「顔に凹凸を作りたい」など、常にみんなの欲求を具体的に叶えるアイテムを次々と繰り出してくるケイト。

 なので今回も、可愛い春色を楽しむと言う方向ではなく、「目を縦にも横にも拡げる」という目的が明確なアイテムを打ち出し、きちんと我が道を行っているところがさすがだと思います。

 今回のアイシャドウパレットは、下まぶた用のカラーが2色あり、ひとつはマットでディープ、もうひとつはパールの効いたキラキラ色。

 マットカラーは目頭側と目尻側にライン的に入れ、(目尻側は目の形に沿うのではなく、目尻に向かって少し隙間を空けるように入れるのがコツだそう)、粘膜ラインを拡張して見せる。

 キラキラカラーを下まぶた全体にライン状に重ねて入れ、涙袋を強調し演出する。

 と、メイクアップのプロセス説明のような文章になってしまいましたが、そうやって2段階踏んで下まぶたメイクをすることで、全体で見た時に目の横幅が拡張したような錯覚を起こしてくれるというわけです。

 上まぶたは濃淡の2色で比較的あっさり仕上がります。

 こう書くと、すごく不自然に盛った目元になるかと思いきや、色がとてもマイルドなので、そこまで盛った印象にはなりません。また各パレットの全体の仕上がりが、淡い方からNL-1→OR-1→GN-1→GY-1→RD-1→BR-1と濃度が違うので、心配な人は淡めのパレットを選びましょう。

2023.01.17(火)
構成・文=斎藤真知子