この記事の連載

 幼い頃に夢中で読んだ少女マンガ雑誌は恋愛傾向や進路までも左右した!? 少女時代から数十年経った今も飽くことなく、マンガをこよなく愛する3名がハマり続けた少女マンガの世界を大いに語ってくれました。

 懐かしい少女マンガ雑誌のこれまでを熱く語った前篇に引き続き、後篇となる今回は、今、大人こそ読みたい少女マンガ雑誌の連載作品を推薦していただきました。

小沢さんオススメの連載作品

◆『涙雨とセレナーデ』河内 遙/「Kiss」連載

 多種多彩な設定の恋愛マンガが集結する「Kiss」。

「『涙雨とセレナーデ』は、定番の“タイムスリップ×恋愛もの”と思いきや全然定番じゃない。雑誌で追っている時ももちろん面白いけれど、単行本でまとめて読むとせつなさ倍増で最高です」(小沢さん)

『涙雨とセレナーデ』河内 遙/「Kiss」連載

「Kiss」講談社 650円

◆『あの子の子ども』蒼井まもる/「別冊フレンド」連載

 「別フレ」の女子高生ヒロインには大人も共感必至。

「『あの子の子ども』は性別年齢関係なく読んでほしい一作。少女マンガってときめきだけではなく、大事なことも教えてくれるもの。蒼井先生の描き出す世界の空気感は本当に素晴らしいです」(小沢さん)

『あの子の子ども』蒼井まもる/「別冊フレンド」連載

「別冊フレンド」講談社 620円

◆『ほてりほてってファーストキス』卯月ココ/「デザート」連載

 洗練されたムードが魅力の「デザート」。

「『ほてりほてってファーストキス』の卯月ココ先生は令和の星となりそう。読んだ人をきゅんとさせる感性が絵にもお話にもぎゅっと詰めこまれています。長編連載の開始が今からとても楽しみです」(小沢さん)

『ほてりほてってファーストキス』卯月ココ/「デザート」連載

「デザート」講談社 620円
※上記作品は8月号にて連載終了

小沢かな(おざわ・かな)さん
漫画家・イラストレーター

『ブルーサーマル -青凪大学体育会航空部-』(新潮社)が2022年劇場アニメ化。『野々宮月子はいつも眠い』全3巻(講談社)。現在『BLUE MOMENT』をCOMIC BRIDGE (KADOKAWA)にて連載中。Twitter:@kana_ozawa_blue

2022.11.20(日)
Text=Kozue Aou
Photographs=Atsushi Hashimoto,Wataru Sato,Ichisei Hiramatsu

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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