どんなジャンルであっても、「〇〇オタク」と自認できるほど没頭できる存在があると、日々が充実するのは間違いない。

 「好き」を徹底的に追求できる人こそが、生き生きと過ごせるのだ。

オタク生活ほど見事なウェルビーイングはないと言い切りたい

 心の良い状態=ウェルビーイングこそが、幸せの決め手であり、100年の寿命を生き生きと美しく全うするための絶対の鍵であるとの考え方が、いま主流となりつつある。でも言うほど簡単ではない。小学校の道徳の時間で習ったような内容がそのままルールとなるのがウェルビーイングで、当たり前と言えば当たり前のことだけに難しい。ざっくり言えば、(1)常にポジティブな感情を持つこと、(2)何かに没頭できること、(3)周囲の人との良い関係を作れること、(4)人生の目的を持っていること、(5)心身ともに健康であること……。

 でも気がつけばそれは、そっくりそのままオタクな生き方に当てはまる。ズバリひとつのことに没頭しているし、人生の目的もはっきりしている。それを可能にするのは心身の健康だし、ポジティブな心がなければそもそも追っかけなどできない。そしてオタクの横のつながりも見事で、好きなことが同じ人たちだけに、とりわけ良い関係を築けるのだ。これ以上のウェルビーイングはないのである。

 言い換えれば、幸せを哲学的には考えない、あくまでも心の持ち方だけで幸せを作っていくテクニックなわけで、こんなにも見事に幸せな日々を作れる人々もいない。何かに、誰かに夢中になるのは、恋愛感情にも似ている。そういう意味では各種ホルモンの働きなども大いに活用できて、心身も肌も活性化する生き方であることは確か。だから歳をとらない、疑いようのない理屈である。

#1 韓流ドラマにハマるともう一度「生理」が来てしまう説

 これは“冬ソナ”の時代から噂されていたこと。日本人にとって、ハリウッド系のラブコメより物語がリアルな上に顔が似ている韓流は感情移入しやすい。だからこそ、天然の惚れ薬とも呼ぶべき脳内ホルモンPEAの分泌でドーパミンやノルアドレナリンが放出され、見事にときめいて完全な疑似熱愛状態に置かれるため、女性ホルモン=エストロゲンの分泌も高まり、更年期症状が和らいでも不思議ではないのだ。勢い、休眠中の生理が来てしまうことも。

 そこで、がくんと衰え、刺激にも弱くなる更年期のために作られたフェイスオイル、そして30代から始める更年期障害緩和ケアを兼ねた“食べる潤い”として人気を博すエクエル ジュレ、この2品と合わせて恋愛系韓流ドラマを見続ける習慣は、更年期を美しく乗り切る3点セットとして記憶したい。

ラマーナ

電話番号 03-3708-7018
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2022.11.27(日)
文=齋藤薫(美容ジャーナリスト)
Photographs=Hirofumi Kamaya

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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