この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

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vol.118 純レバのっけ丼

純レバのっけ丼。
純レバのっけ丼。

 亀戸の定食屋さんではじめて「純レバ」というメニューを見たときに、とにかく何かわかんないけど、なんておいしそうな名前なんだろうと思いました。こういう名前だけで優勝確実! っていう料理ってありますよね。ちなみに「純レバ」とはレバニラからニラを抜いたもので、東京の下町の定食屋さんの定番メニューでもあります。

■材料(1人分)

・鶏レバー・ハツ:120g
・白ねぎ:1/3本
・米油:大さじ1
・ごはん:適量

【あわせ調味料】
・醤油、砂糖、酒:各大さじ1
・オイスターソース、黒酢:各小さじ1
・おろしにんにく:1片
・七味唐辛子:適量

■作り方

(1) レバーとハツは一口サイズに切り分け、流水でふり洗いをしながら血合いを取り除く。

(2) ねぎは薄切りにして水にさらしてざるにあげ、しっかり水気を切り、さらにキッチンペーパーで水気をふきとる。あわせ調味料は混ぜておく。

(3) フライパンに油を入れて中火で熱し、レバーを炒める

(4) あわせ調味料を加え、とろみが出たら、ごはんにのっける。ねぎもたっぷりのせる。お好みで七味唐辛子をふって。

 レバーは新鮮なものに限ります。ほんとに味わいが違うんです。私はハツが大好きなので、ハツ入りを買いますが、もちろんレバーだけでも十分おいしいですよ。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2022.11.09(水)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔