いよいよ夏本番、抜けるような青空と緑が眩しい季節の到来です。四季があり、自然の移ろいを感じられる日本には、この季節、この土地でしか見ることのできない絶景が数多く存在しています。
そんな「夏の絶景」を集めた「いつか行きたい! 『日本にしかない風景』再発見」2021年夏篇に、新たな景色を追加して、2022年版をお届けします。
各エリアの観光の達人が選ぶ、その地に息づく夏色の景色をお楽しみください。
今回は、CREA編集部が選ぶ、夏の絶景をご紹介します。
◆河北潟干拓地ひまわり村
たくさんのヒマワリが花を咲かせる河北潟干拓地ひまわり村。ふるさとの水と土へのいつくしみと、農業への親しみを感じてもらうことを目的として、1995(平成7)年に開村された。
毎年5月下旬頃にヒマワリの種まきが行われ、7月下旬頃には約2.3ヘクタールの村内に約35万本のヒマワリが咲き誇る。これらのヒマワリは地元の園児たちが一つひとつ種をまいたもの。
見ごろを迎えるとひまわり村が開村し、全長約1キロメートルの迷路で高さ2メートルものヒマワリの合間を散歩して楽しんだり、東側に設置された展望台から壮大なひまわり村の全景を眺められる。
※開花時期:7月下旬~8月上旬頃
河北潟干拓地ひまわり村(かほくがたかんたくちひまわりむら)
所在地 石川県河北郡津幡町湖東245
https://www.kahokugata.com/himawarimura.php
2022.07.17(日)
文=佐藤由樹