いよいよ夏本番、抜けるような青空と緑が眩しい季節の到来です。四季があり、自然の移ろいを感じられる日本には、この季節、この土地でしか見ることのできない絶景が数多く存在しています。
そんな「夏の絶景」を集めた「いつか行きたい! 『日本にしかない風景』再発見」2021年夏篇に、新たな景色を追加して、2022年版をお届けします。
各エリアの観光の達人が選ぶ、その地に息づく夏色の景色をお楽しみください。
今回は、島根県観光連盟スタッフが選ぶ、夏の絶景をご紹介します。
◆龍頭が滝
龍頭が滝は、中国地方随一ともいわれる名瀑。水しぶきを上げながら流れ落ちる様は、昇天する龍に例えられるほど迫力がある。
また、滝の下流に広がる美しい渓谷や、遊歩道脇に立つ樹齢400年以上の巨大な老杉など、思わず写真を撮りたくなるようなポイントも豊富。
「龍頭が滝は『日本の滝100選』の一つで、40メートルの雄滝と30メートルの雌滝の2つからなる滝です。雄滝の裏には洞窟があり、滝の裏から眺めることもできます(裏見の滝)。
周辺はマイナスイオンがたっぷりで、気分がスッキリしますよ!」(島根県観光連盟スタッフ)
龍頭が滝(りゅうずがたき)
所在地 島根県雲南市掛合町松笠
https://www.kankou-shimane.com/destination/20307
◆宮ヶ島 衣毘須神社
小浜海岸の先にある宮ヶ島に鎮座する衣毘須神社。
「砂浜から突き出た岩礁である宮ヶ島は、紺碧の美しい海と白い砂浜でつながっており、潮の満ち引きによって移ろう姿は特に必見!
大潮のときには参道が消え、島へ渡れなくなることから『山陰のモンサンミッシェル』とも呼ばれています」(島根県観光連盟スタッフ)
宮ヶ島 衣毘須神社(みやがじま えびすじんじゃ)
所在地 島根県益田市小浜町630
https://www.kankou-shimane.com/destination/20401
2022.07.07(木)
文=佐藤由樹