Spotifyプレイリストも作っちゃいました。懐かしさとともにレッツゴールデンウィーク!

 アウトドア。ドアの向こうに何がある? 私は田舎育ちなので幼い頃は毎日がアウトドア状態だった。学校までの往復路でレンゲの蜜をおやつ代わりにし、シロツメクサでヘロヘロの冠も作ったっけ。それがいつの間かバリバリのインドア派に……。

 しかし約3年のコロナ禍で、ボーッと散歩をする喜びを思い出した。好きなときに外に出て、青空を眺められるのって当たり前じゃないんだなあ……。

 ということで、心を開いていざいざ扉の向う側へGO! まずはイメトレから始めよう。さあ、何を着ていく? 日焼け止めも忘れずに。どうテンションを上げていこう? やっぱり音楽は外せないでしょう!

 ということで、今回は1980~90年代の楽曲を中心に、アウトドアのお供にオススメの楽曲を集めてみました。レッツゴールデンウィーク!

●あそぼう(ウルフルズ)

 まずはウルフルズの最高にご機嫌なナンバー「あそぼう」でエンジンをかけたい。ウルフルズはもうとにかく全肯定、「YES」をくれる。自分の今にGOを出し、難しいことは明日考えようと背中を押してくれるのだ。あそぼう。まずはそれから!

●DRIVEに連れてって(今井美樹)

 車で行きたい場所があるけれど、好きな人に素直に頼めない……。そんなときにぜひ活用したいのがこの歌だ。夏の歌のようなのだが、おねだりに季節は関係なし。「DRIVEに連れ~てって~♪」という美しいフレーズを歌い誘ってみよう。

●イージュー☆ライダー(奥田民生)

 「ナビゲーション? いらないいらない、行き先は気分で決めるぜ!」派は、彼の歌が欠かせないはずだ。「車はあくまでもっ、快適に暮らす道具~♪」とドライブで歌いたくなる「And I Love Car」もいい。この「イージュー☆ライダー」では「退屈ならそれもグー」というアウトドアの最大級の楽しみ方を教えてくれる!

 ただし「さすらい」は取扱注意。聴くと「ああもう時間もスケジュールもどうでもいい」となり、日帰りの旅の予定が5泊くらいに変わる。それは覚悟しておこう。

2022.04.29(金)
文=田中 稲