なんかめちゃ楽しいぞ!

 ピリリと辛くなった口の中を、ビールで洗い流す。そしてまた幻のコショウメニューを食べるという、繰り返しが止まりません。

 

ついに幻のコショウをダイレクトで!

 と、そんな中、アルコールで研ぎ澄まされた脳が、すごいことを思いついてしまいました!

 追いコショウがあるってことは、そのままダイレクトに味わっちゃってもいいんじゃない!?

 ついに禁断のダイレクト幻のコショウ!

 指に幻のコショウをまぶしていきます。

 これはつまりですね、もう自分の手が手羽先になったということですね。手羽先を食べているうちはまだ甘い、自分が手羽先になるくらいが真の山ちゃん愛です。

 幻のコショウのついた自分の手羽(ってか指)をぺろり。

 うん、美味い! 自分美味い!

 そういえば、手羽先を食べた後も、手についた幻のコショウを舐めるのが美味しかったんだ。自分の指と幻のコショウ、この組み合わせこそ、山ちゃんの原体験と言えましょう。

 自分の指をつまみにお酒を呑めるようになったら、立派な酒呑みです。

 うーん、ビールが進む。ビールと指、合う!

 最後はビールを呑みながら、幻のコショウが付いた指で、山ちゃんVサイン!

 行くところまで行っちゃった感もありますが、それも幻のコショウのなせる技。

 世界の山ちゃんにて手羽先「じゃない方」呑み、皆さんもぜひ、幻のコショウと、そして自分の指の美味しさを確認しに行ってみてください。

 それではまた次回。

 撮影=石川啓次/文藝春秋

INFORMATION

世界の山ちゃん 田町三田口店
東京都港区芝5-24-13 アルファ三田ビル
03-5440-3355
営業時間:月~金・祝前17:00~23:00、土16:00~23:00、日祝16:00~23:30

2021.12.09(木)
文=小宮山 雄飛