子(ねずみ)年
11月5日(金)〜12月3日(金)の運勢
悲しい気持ちになりやすいとき。
特に振り回されやすいのが、愛情面での問題です。
片思いの相手には恋人がいた、何かと理由をつけて会ってくれない、顔を合わせれば喧嘩ばかり、尽くしてきた相手に裏切られた……など、心が折れるような出来事に直面しやすいようです。
既婚者も、これまでに築いてきた信頼関係が崩れるなど、無力感にさいなまれる場面が出てくる模様。
そうした私生活での心理的ダメージは、困ったことに仕事面に大きな影響を与えそうです。
感情のままに過ごしていると、公私とも八方塞がりの状態になりかねません。
これからのひと月、集中すべきは目の前の仕事。
プライベートでの悩みごとは、職場に向かう前に一旦封印し、とにかく仕事に集中する。
帰宅して1人になると辛い気持ちが蘇るようなら、仕事を持ち帰るのも手。
悲しみがこみ上げてきたときは、どうか早めに寝てください。
寝室に好きな香りを漂わせたり、特別な時のためにとっておいたリネンを出してきて、自分を労る環境づくりもおすすめです。
ぐっすり眠った後は、また仕事に邁進しましょう。
この時期の運気を知り、自分の掌のうえで自分を転がせば、ダメージを最小限に抑えられるはず。
そして、新たな恋は、求めないのが賢明。フリーの人は、そのエネルギーを暮らしの充実に使いましょう。
カップルの人は、コミュニケーションをしっかり取って、トラブルの回避を。
人間関係では、お金のやりとりに注意。貸すのも借りるのも避けましょう。
健康面で注意したいのは、頭から首にかけてのトラブル、泌尿器官の不調。
この時期、相性がいいのは、丑(うし)、亥(いのしし)年。
距離を置いたほうがいいのは、午(うま)、未(ひつじ)年の人。
吉方位は、東と西。避けたほうがいいのは、北と南。
※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。
2021.11.02(火)
文=堀 由美子
イラスト=さじきまい