『死ぬまでに絶対行きたい世界の楽園リゾート』刊行
三好和義。
その名前は、ラグジュアリーリゾートを愛する者にとっては、特別な響きを帯びている。
三好氏は、1958年、徳島市に生まれたフォトグラファー。中高生当時から、展覧会などで精力的に作品を発表して注目を浴び、大学進学後、本格的にプロの写真家としての活動を開始する。そして、27歳の時、初めての写真集『RAKUEN』によって木村伊兵衛賞を受賞。これは、当時としては最年少の同賞受賞記録だった。
以降、「楽園」をコンセプトに世界中で撮影を続け、これまでに30冊以上の写真集を上梓。渡航した国は47カ国を数え、海外に滞在した期間はのべ2752日にもおよぶ。また、近年は国内にも目を向け、精力的な制作活動を繰り広げている。ユネスコの依頼を受けて撮影を行った日本の世界遺産の写真群は、現在、国際交流基金により世界を巡回中だ。
リゾート写真の第一人者たるその三好氏が、このたび、豊富な体験を元にとっておきのリゾートを厳選し、自らの写真とともに紹介する著書を刊行した。題名は、『死ぬまでに絶対行きたい世界の楽園リゾート』。本書においては、多種多様なホテルやスポットが14のテーマのもとに取り上げられている。
2013.06.21(金)