美しく見える理由

Method1 棚板が均等にそろっている

2ページ目のBeforeとAfterの本棚を比べてみると、“棚板効果”は一目瞭然。均等にそろえただけで、本棚全体が断然スッキリ見える。「本の上に少しずつスペースがあるでしょう。このくらいの余裕があると、本棚は美しく見えるんです」

Method2 単行本、雑誌など大まかなジャンル別に収納場所が決まっている

Beforeで点在していた本や雑誌をグルーピングして、それぞれ取り出しやすい場所へ収納。「使用頻度や本の重量を考えて、収める場所を決めてください」。ここでは上段にメモリアルグッズ、中段に単行本、下段には雑誌や紙ものを配置。使い勝手が格段に改善した。

写真や思い出の旅行のガイドブック、手紙などはファイルBOXのメモリアルグッズコーナーへ

大型本コーナーの中でもジャンルごとに分けて収納。レシピ本も1カ所にまとまり探しやすくなった

ストックしておきたい雑誌は、ファイリングすると逆に管理が面倒なので、雑誌ごとファイルBOXに

Method3 単行本が色別に並んでいる
単行本を色別に分けることのメリットは、見た目が美しいことはもちろん、ジャンルが混ざることでバランスよくいろんな本を読むようになること。「本のサイズはあえてそろえず、ランダムに並べていくと、音符が並んでいるみたいでかわいいですよ」

Method4 写真は本サイズのアルバムに
昔ながらのアルバムは判が大きく重いため、収納しづらいというデメリットがある。「本サイズのスタイリッシュなアルバムに貼り替えれば、省スペースになります」

Method5 小物を飾る独立したスペースがある
「小物やグリーンを飾るとおしゃれ感がアップします。ただし、本と混在させるのはNG。独立したスペースに並べて」。本棚に置くグリーンは衛生面を考えてフェイクが◎

2011.08.23(火)
text:Yuko Takakura
photographs:Atsushi Hashimoto

CREA 2011年6月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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定価 630円(税込)