◆暮らしの達人05
森かおるさん(料理家/「Relish」主宰)
信楽焼の器ほか3点
![水餃子など汁けの多い料理をたっぷり盛れる。Photo:Haruka Ito](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/6/1280wm/img_666a78600c4d33881b1056938e931d3752544.jpg)
取り分けスタイルの料理に活躍
「大きい皿」というお題で、3つ挙げてくれた森かおるさん。作る料理によって、使いたくなる皿がそれぞれあるようです。
まずは信楽焼の白い器。
「サイズは30センチ。直火にかけられる、やや深めの器です。水餃子などをたっぷり盛って、ここから取り分けたりしています」
次は「たち吉」の28センチの器。
![おばんざいや洋風料理に。Photo:Haruka Ito](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/8/1280wm/img_0870c4f1d18067d37824a627089f3b8549161.jpg)
「ちょっと地味めな根菜のおばんざいも、華やかに見せてくれます。ほかに、卵の入ったポテトサラダや洋風のおかずにもよく合いますね」
そして、陶芸家・脇山さとみさんの40センチの長皿です。
![揚げ物やアジアンテイストの料理に。森家の25年選手。Photo:Haruka Ito](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/f/1280wm/img_4f0caa43adafbe6231689d0bfc7922ab69669.jpg)
「25年前に購入した、脇山さとみさんの初期の頃の器です。揚げたてのコロッケや唐揚げなどの素朴なメニューから、アジアンテイストのお料理まで、ずっと変わらない現役です」
味わい深く、作り手の顔が見えるような大きな長皿。使い心地の良さはもちろん、使う人の心を惹きつける魅力があるからこそ、25年間スタメンの座をキープしています。
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Column
暮らしのプロの“スタメン”食器
モノ選びの達人でもある暮らしの達人は、ふだんどんな食器を使っているの? なかでも出番の多い“スタメン”アイテムについて聞いてみました。サイズ? 形状? 手触り? 頻繁に使用する理由にも注目です。
2021.06.17(木)
文=前中葉子