A3.ささみフライ(12.2g)→牛乳(7.2g)→ウインナーソーセージ(6.1g)→赤身マグロのお寿司(0.6g) 

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 何にどれだけの脂質が含まれているかを把握する事が脂質制限のダイエットでは重要です。 

ダイエット向きのささみも、フライにすると脂質の値が跳ね上がります。脂質制限中は油を使わない、蒸し調理、茹で調理を心がけましょう。 

「朝食は脂質20g以下にしよう……」と思っていても、牛乳1杯、ウインナー3本を食べたらオーバーしてしまうので、献立には注意と工夫が必要。同じミルクでも「アーモンドミルク」なら脂質が1.9gと、牛乳の7.2gに対してかなり低脂質です。 

お寿司はネタを選べば低脂質にまとめる事ができるので脂質制限中の外食にもおススメ。ただし、中トロのお寿司は脂質9.0gと赤身の15倍の脂質を含むため注意が必要です。イカ、タコ、貝類を中心に組み立てると良いでしょう。 

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ダイエッターに人気の「あのシリーズ」

Q4.150kcalの「マンナンごはん」や、100kcalの「欧風カレー」「親子丼」などのラインナップで人気の「マイサイズ」シリーズを販売している食品メーカーはどこでしょう? 

 

A4.大塚食品 

「マイサイズ」はごはんとカレー(丼の具)をセットで食べても250kcal以内に収まるというシリーズで、ダイエットの強い味方になってくれます。特に「マンナンごはん」は味わいが白米に近く食物繊維も豊富なので、玄米やオートミールが苦手という方の主食にはもってこいです。 

すべてレンジ調理が可能で洗い物も出ないため、料理が苦手な方でも扱いやすいのも嬉しい点。「ボンカレー」でおなじみの大塚食品の商品なので、特にカレーの味はダイエット食品とは思えないクオリティです。 

初代ボンカレー ©時事通信社/大塚食品
初代ボンカレー ©時事通信社/大塚食品

ダイエットに不向きなあの食べ物

Q5.一般的に焼き芋はダイエットに不向きとされていますが、とある処理をするとダイエット向きに変化します。さて、その処理とは何でしょう? 

さつまいも ©iStock.com
さつまいも ©iStock.com
 

A5.(冷蔵庫で)冷やす 

 ダイエット向きの糖質は一般に「GI値が低いもの(=血糖値が上がりにくいもの)」とされています。サツマイモは調理方法によってGI値が変わる食べ物で、茹でたり蒸したりした場合のGI値が50前後であるのに対して、焼き芋にすると85前後と途端に高GIになってしまいます。 

 それでもどうしても焼き芋が食べたい……という方におススメなのが「冷やす」こと。

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 焼き芋を一旦冷蔵庫で冷やすことで「レジスタントスターチ」という成分が増え、これが食物繊維のような働きをしてくれます。血糖値やコレステロール値の上昇を防いだり、便秘を解消しやすくなったりと、ダイエットにとって嬉しい効果が増えるのです。是非、焼き芋ならぬ「冷やし芋」を試してみてくださいね。 

2021.03.16(火)
文=古川洋平