何をしても思うように痩せない。その原因は、デブマインドのせいかも!?
「マインドが変わると体質が変わり、体質が変わると面白いように痩せていく」というのは、9万人以上の痩せるサポートをしてきた「Harriet Ginza」代表にして、『月曜断食』著者の関口賢先生。
ならば! 関口先生による月曜断食ならぬ“マインド断食”で痩せマインドにシフトして、同時に、痩せて健康になるツボも刺激。心身ともに上向いていきましょう!
》第1回「爆食いしたらダメだと決めつけない」を読む
》第2回「自分の価値観を俯瞰してみる」を読む
鎧や武器を手に入れるより、身軽を目指そう!
体を鍛えて、経験値を積んで、誰にも負けない武器を手に入れて。RPGの世界なら、最強のキャラクターになりそうですよね。
でも、現実ではどうでしょう?
人生を前進させるために鎧や武器を身に着けるより、いろいろなものを脱ぎ捨てた“身軽な人ほど最強説”を僕は推します。
なぜなら、鎧や武器は重すぎて、今いる場所に自分を縛りつける重石になってしまいがちだから。
「もっと経験を積んで」「この資格を取得して」「目標を達成するにはこうすべき」。
本来、自分を高めるはずの思考が鎧や武器だとすれば、次には前向きな言葉が続くはず。でも実際は、「もっと経験を積んでからじゃないと独立できない」「この資格を取得してから転職しよう」「目標達成にはこうすべきだから、これはがまんしよう」など、自分自身で動きを封じてしまっていることがよくあるんです。
Harriet Ginzaの近藤美貴先生は、以前は完璧主義で『始めるからには上達しなきゃ』というフレームが邪魔をして何も始められなかったけど、フレームを外して楽しむことを優先できるようになったら、ある日いきなりポールダンスを習い始めて治療院をざわつかせました(笑)。
体型や体質がそれぞれ違うように、考え方にもその人なりのクセがあります。
だからこそ、「こうじゃなきゃダメ」、「こうあるべき」というフレームを自分で作っていないか、自分を高めるはずの鎧や武器が重石になっていないか、定期点検が必要です。
その定期点検で得た気づきこそが、自分を変えていく最大の武器。がんばりましょう!
2021.03.08(月)
指導=関口賢(Harriet代表)
指導&モデル=近藤美貴(Harriet Ginza)
文=今富夕起
写真=深野未季