#215 Byoubugaura
屏風ケ浦(千葉県)

 千葉県北東部に「東洋のドーバー」と呼ばれる、壮大なスケールの断崖絶壁があります。その名は、屏風ケ浦。

 銚子市の名洗町(なあらいまち)から旭市の刑部岬(ぎょうぶみさき)までの約10キロにわたり、20~60メートルの切り立つ断崖が海に面して続いています。

 遊歩道のすぐ脇に、幾層も重なった地層を露出した断崖がそびえています。ちょうどサンセットに合わせて訪れたので、浸食で削られた岩壁に斜陽が当たり、陰影がくっきりと浮かび上がっていました。

 ゆったりと弧を描く穏やかな海の先に見える、遠方の断崖は光を受けて少し光っているようにも見えます。

2021.02.13(土)
文・撮影=古関千恵子