今年もこの季節がやってきました!
イタリアのペルージャで28年前から開催され、毎年80万人が来場するチョコレートのお祭り「ユーロチョコレート」が2021年2月3日(水)より松屋銀座にて開催!
今回、ユーロチョコレートでチョコレートアドバイザーを務める齊藤奈津子が50種類以上あるチョコレートから、おすすめをセレクト。
本国イタリアで行われた際の実際の様子とともにお楽しみください。
ヨーロッパ最大級のチョコレートの祭典「ユーロチョコレート」の模様とは?
イタリア、ペルージャの街全体で10日間かけて開催されるヨーロッパ最大級のチョコレートの祭典「ユーロチョコレート」。
イタリア国内のチョコレート屋さんが、ペルージャの街を埋めつくします。チョコレートでできた巨大モニュメントが登場するなど、チョコレート好きにはたまらないイベントです。
期間中、街はチョコレートの香りでいっぱいに。私も最初の留学時に訪れた時には、あまりの興奮にチョコレートを爆買い! 友達に運ぶのを手伝ってもらったのを覚えています。
そんな「ユーロチョコレート」が今年も東京に! 数あるラインナップの中からおすすめのチョコレートをご紹介します。
世界屈指のBIO大国イタリアのからだ想いのチョコレート
近年カカオは栄養価に優れたスーパーフードとして注目されており、特にカカオの持つ高い抗酸化作用は血圧を下げたり動脈硬化を防ぐほか、リラックス効果やアンチエイジングなど数え切れないほどの効果があると言われています。
中でもトスカーナの老舗ブランド「スタイナー」のBioシリーズは、有機栽培で作られたマダガスカルのカカオに、様々なフレーバーをブレンド。
合成香料や防腐剤は使わず、全てナチュラルな材料で作られています。
例えば「キヌア」は、ペルーのアンデスで作られたキヌアがたっぷりと入っていて、噛むとプチプチッとキヌアがはじけ、口の中に香ばしい香りが広がります。
さらに、ホワイトチョコレートがベースの「ペペロンチーノ」とミルクチョコレートの「ミント」は、スイスとイタリアをまたがるアルプスの有機牛乳を使用。マイルドでやわらかいミルクの味が優しく香ります。
特にトスカーナの修道院で修道士たちが大切に育てたという唐辛子を使用した「ペペロンチーノ」は、甘さの中に唐辛子のピリッとした辛さが病みつきに。細く長く余韻が残り、一度食べたら忘れられない味わいです。
他にも虫歯になりにくい砂糖不使用シリーズやカカオ100%など、からだ想いで美味しいチョコレートがいっぱい。
2021.02.02(火)
文・撮影=齊藤奈津子