街をメインフィールドとする動物写真家の佐々木まことさんが、日本の津々浦々を散歩しながら撮りためた犬や猫の写真は100万枚超! そのなかから厳選した傑作の数々をご紹介します。


vol.067

「来年2021年は『丑年』で『戌年』は2018年だったのニャ! いったいいつになったら『猫年』はくるのニャ!!」

●Shooting Memo

たまに撮影に行く近くの神社に行きましたところ、「撫牛」「狛犬」「灯篭猫(?)」が並んでいる場面に遭遇しました!
灯篭の中の野良にゃんこはいっこうに訪れない『猫年』に不満の様子でございました(笑)。
結論から言いますと……『猫年』はきません!(国によっては干支に「猫」が入っている場合もあるようですが)。
なぜ「猫」が干支に選ばれなかったかは……「干支レースの日をネズミに騙された」「ネズミをいじめるから」などの伝説がありますね♪

佐々木まこと(ささき まこと)

動物写真家。1968年北海道江別市生まれ、大阪府堺市在住。大阪芸術大学芸術学部写真学科を卒業後、同大学研究室に勤務。その後、'99年よりフリー。「わんこ」「にゃんこ」「どうぶつ」を関西圏を中心に全国津々浦々で神出鬼没にてストーカー撮影中。個展やグループ展などにも多数出展。著書に『ぼく、となりのわんこ』(オークラ出版)、電子書籍『となりのわんこ。vol.1~vol.3』(鈴屋出版)がある。最新写真集は『のらのいる風景』(鈴屋出版)。

Column

佐々木まことの犬猫脱力写真館

佐々木まことさんは、主に街をメインフィールドとした動物写真家。これまで、日本の津々浦々を散歩しながら撮りためた犬や猫の写真は、ゆうに100万枚を超えます。この連載では、その中から厳選した傑作の数々を一枚ずつご紹介していきます。

2020.12.30(水)
撮影・文=佐々木まこと