〇魚のレンチンきのこ蒸し
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/f/-/img_ef8f7d77acbd360753f534fcb8ca1f70118347.jpg)
■材料(2人前)
・魚の切り身:2切れ
※おすすめはブリ、サワラ。他にタラ、生ザケ(塩してないもの)など。1切れ80g~100g程度のもの
・好みのキノコ:150g程度
※あれば石づき(軸の先の硬いところ)を切り取り、食べやすい大きさに分けておく
A
酒:大さじ2
醤油:大さじ1
ナンプラー:大さじ1
ゴマ油:大さじ1
■作り方
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/9/-/img_b90e1bed94c2cbf8e449d9996af4d183147974.jpg)
まず、深さのあるレンジOKのお皿にキノコを敷き詰めます。
キノコは加熱すると小さくなるので、「ちょっと多いかな?」と思うぐらいをギュッと詰めてください。
キノコは好みのもので構いませんが、マイタケ、エリンギ、ブナシメジのトリオがおすすめ。香りのよいマイタケ、食感に富むエリンギ、総合的にバランスのよいブナシメジ。いい組み合わせになるんです。この構成、お鍋のときなどもいいですよ。
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/9/-/img_193a4816ab58b7022c1687fa33058163129810.jpg)
次に魚を上にのせます。
魚に塩コショウなどは不要。もしにおいを嗅いでみて、くさみを感じたら数秒流水にさらし、キッチンペーパーなどで水気をよくき取ってから、のせてください。
今回は写真の上の切り身がサワラで、下がブリです。
次にAを全体にまわしかけて、ラップをかけます。このとき、ラップはぴっちりとかけず、数か所あいてるぐらいのゆるい感じでかけてください。そして500Wのレンジで6分ほど加熱します。600Wなら5分ほど。
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/2/-/img_92f874d2750dc73fc79f3feee78426d3140460.jpg)
さあ、完成ですよ。熱々のうちにどうぞ。
レンジ加熱って肉だと硬くなりがちですが、魚はそうなりにくいのがうれしい。下にたまっているうま味たっぷりのおつゆにつけて、めしあがれ。
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/a/-/img_ba0ae825d918b5dc027e74376e3ad080125694.jpg)
ちなみに下のキノコを、エノキをメインにしてみると……。
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/a/-/img_7adaaffda82c4af83a121fedfa39177b134016.jpg)
かなり縮んでいるの分かります?
エノキを使われる方は「これじゃ多すぎかな……」ぐらいをギュウギュウに詰めるのがおすすめ。
トータル10分程度で、付け合わせつきの主菜が完成します。ごはんにも合うし、おつまみにもバツグン。使う魚は、個人的に1番のおすすめはサワラです。フワフワに仕上がって、なんとも食感がいいのですよ。ナンプラーは風味の要となるので、なるべくなら外さないでほしいところですが、なければ醤油を倍量でやってください。
今年は生活スタイルが変わり、大変だった方も多いのではないでしょうか。
ほんのちょっとでも、日々の料理が気楽になれるような発信を来年も続けられたら、と思っています。2021年がより良い年でありますように。
![](https://crea.ismcdn.jp/common/images/blank.gif)
Column
白央篤司の罪悪感撲滅自炊入門
料理を「作らない・作れない」ことに罪悪感を持っている人に贈る、フードライター・白央篤司さんの金言&レシピ。冷凍食品にちょい足しするのも立派な自炊。簡単なことから始めてみませんか?
2020.12.13(日)
文・撮影=白央篤司