日常を巧みに切り取るコントが評判のお笑いコンビ・かが屋の加賀さんが、常に持ち歩いているカメラでとらえた何気ない瞬間。自由律俳句風の一文とともにお楽しみください。

 CREA WEBでは、CREA2020年6・7月合併号に掲載中の一部を大公開します!


勝手に動いている人を撮るのが面白い!

 二十歳の頃に、バイト先のコンビニの店長にカメラを勧められて触ってみたら楽しくて、すぐにハマりました。

「ちゃんと撮るならいい機材を揃えたほうがいい」って雑誌に書いてあったので、思い切って、当時の最新機種のNikon D800とMacBook Pro、85ミリのレンズを50万円くらいで買いました。

 「ローンを払い終わるまで絶対に飽きないぞ!」という決意の24回払いです。

 好きな写真家は、アンリ・カルティエ=ブレッソンと土門拳です。狙った写真よりも、ある瞬間を偶然とらえた写真が好きなので。

 僕自身も、勝手に動いている人を追いかけながら撮るのが好きです。そういう意味で、一番好きなのは梅 佳代さん。つい笑っちゃうんですよね。


No.1「何を言うのか忘れてない顔」

撮られた人:かが屋 賀屋さん

「加賀が20歳の頃、24回払いで買ったカメラでCREAさんに……凄い……。Nikon D800ありがとう」(賀屋さん)

「『マイナビLaughter Night』チャンピオン大会という大きなライブがあり、その練習中。セリフを覚えたり、セリフが出てこなくなったりしている顔が渋かったので撮影」(加賀さん)

2020.07.26(日)
Text=Takako Sunaga
Photographs=Sho Kaga, Nightingale Dance Yasu(Kaga’s portrait)

CREA 2020年6・7月合併号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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