まだ食べていないの? と驚かれた港区のパン屋さん
腹筋をこよなく愛するCREA WEB編集部の筋肉女子です。
でも、お腹はぽ~ってり。なぜなら、パンを愛しているから♡
そんな私に「えっ!? まだ行っていないの?」とパン友にささやかれたお店が「ブーランジュリー・コメット」。
東京都港区にありまして、赤羽橋駅や麻布十番駅から徒歩5分ほど。外観は素敵なお店のようです。
「ようです」というのは、仕事で近くを通りかかった家族に買ってきてもらったから。「お洒落でかわいい、小さなお店だったよ」とのこと。
ふむふむ、フェイスブックを拝見すると、明るいブルーが目を引く外観。
PAULのパンに感動されたご主人が、パリの名店で修業後、こちらにお店をオープンされたそうです。
早速、実食スタート!
チョコのビスコッティは、普通のビスコッティよりちょっと大きめ。本場イタリアさながらの歯ごたえの良さですが、口に入れるとほろほろっと崩れ、クッキーのような食感です。
カカオの薫りが優しくふんわり、鼻に抜けてチョコ感が全身に満ちてきます。ザ・チョコといった押しつけがましいテイストではないのに確かな効果があるのは、フランスのエスプリ? 世はまさにグローバル、伊仏の素晴らしい融合ですね。
たまに現れるクルミとの相性も抜群で、ライトなチョコをいただいている気分に。
次に、シナモンロール。多くはインパクトのある甘さなので、恐る恐る口にしたところ……これまたシナモンの風味がふぅ~んわり。
巻いたパイ生地がしっかり焼いてあり、硬め。ザクっとした歯ごたえが、超絶好み! アーモンドスライスも存在感あり、大人向けの逸品。手のひらサイズも嬉しいです。
上質なスイーツを思わせるパンたち……あれ? ここはパン屋さんでしたよね。
というわけで、バゲットもいただきます。
周りはカリッとしているのに、生地の弾力が凄まじい! 外から軽く押すと、中から押し戻されます。包み紙の上から「押しては引き」を繰り返したくなる瑞々しいヤツ♡ ちぎるとき、軽くみょーんと伸びるほどです。
口にすると、意外にあっさり目。噛みしめていくと、小麦の甘さがじんわり広がります。食卓に毎日あっても飽きない味。何でも合いそうで、もしかしたら肉じゃがと一緒でもおいしそう、とかなり懐の深いバゲットです。あっという間に1本、完食。明日、またいただきたい……。
最後は、こちらのマンゴーちゃん。「パンの名前、覚えていない」という家人。コラッー!
むちむちっ、もっちりとした生地で、ちぎるときに軽く力が必要なほどです。なかは、ドライマンゴーでしょうか。あちこちに細かく配置されております。
その甘酸っぱさと、クリームチーズのようなコクが相まって、小さな宝箱。あっという間に完食しました。
全4点で、〆て1,240円。個々の価格を控えておりませんでした、ごめんなさい。
食べ終わっても、お替わりしたくなるパンたち。サンドイッチやフォカッチャなどバリエも豊富なので、いつかお店へうかがって、大人買いさせていただきます!
※商品や価格は購入時のもの。
Boulangerie Comète(ブーランジュリー コメット)
Column
エディターズアクト
話題の新サービスや気になるスポット、ヒット中のアイテム……実際のところどうなの? 好奇心旺盛なCREA編集部員がリアルに体験してみました。
2020.06.21(日)
文・撮影=CREA WEB編集部