台湾から調味料を持ち帰って、旅先で出会ったあの味を自宅で楽しみませんか?

 3ステップ以内ですぐにつくれる“現地ごはん”の再現レシピを、朝食から夕食まで料理家の真藤舞衣子さんに教えていただきました。


《夕食》しっかりした味付けながら優しい風合い

 台湾で人気の万能調理器・電鍋を使えばスペアリブも、おこわも簡単。おこわは入れる食材を工夫するだけで、一気に台湾の屋台の味に。

じっくり加熱して とろとろ食感を実現

「スペアリブの豆鼓煮」のレシピ

■材料(2~3人分)

・スペアリブ:500g
・白髪ねぎ:適宜

[☆]
・豆鼓:大さじ1
・しょうゆ、酒:各大さじ2
・にんにく(薄切り):1片分
・水:100ml

■つくり方

(1) フライパンを中火で熱し、スペアリブの表面に軽く焼き色がつくまで焼く。

(2) 電鍋の内鍋に(1)、[☆]を入れ内鍋の周りに水30ミリリットルを注いでスイッチを押す。40分ほどたってスイッチが上がったら出来上がり。器に盛って好みで白髪ねぎを添える。

※電鍋がない場合は、鍋に(1)、[☆]を入れて蓋をし、弱火で20~30分煮る。


乾物の風味がきいた素朴な味わい

「台湾風おこわ」のレシピ

■材料(2~3人分)

・もち米:2合
・干しえび:20g
・干ししいたけ:10個
・うずらの卵(水煮):10個
・カシューナッツ:20粒
・しょうゆ:大さじ2
・酒:大さじ1

■つくり方

(1)もち米は洗ってざるにあげ30分ほどおく。干しえびと干ししいたけはボウルに入れて2カップのぬるま湯を注ぎ、30分おいて戻しておく(戻し汁は捨てない)。

(2)戻し汁としょうゆ、酒を合わせて360ミリリットルになるようにし、電鍋の内鍋に入れる。(1)、うずらの卵、カシューナッツを加え、内鍋の周りに水30ミリリットルを注ぎ、スイッチを押す。40分ほどたってスイッチが上がったら出来上がり。

※電鍋がない場合は、炊飯器の内釜に同様に材料を入れ、普通に炊飯する。

レシピで使った調味料①

「豆鼓」

黒豆を麴で発酵させたもの。塩けが強すぎないものを選ぶと使い勝手がよい。炒め物にも活用可。115元。
※ない場合は、日本で買えるものでOK


●ここで買いました!
PEKOE(ペコー)

地方の調味料を買いたいなら、ここ!

所在地 台北市大安區敦化南路一段295巷7號
電話番号 02-2700-2602
営業時間 11:00~19:30
定休日 無休
https://www.pekoe.com.tw/

レシピで使った調味料②

「しょうゆ」

台湾のしょうゆは砂糖が入っているものが多く少し甘め。煮物やおこわに使うとこっくりと仕上がる。135元。
※ない場合は、日本のしょうゆ同量に砂糖少々を加えて使う


●ここで買いました!
神農生活×食習
(シェンノンシオンフォ シーシー)

選りすぐりの食材と台湾雑貨が揃う。

所在地 台北市中山區南京西路14號 誠品生活南西4樓
電話番号 02-2563-0818
営業時間 11:00~22:00、金・土曜 11:00~22:30
定休日 無休
https://www.majitreats.com/

●レシピを教えてくれたのは……
真藤舞衣子(しんどう まいこ)さん

山梨でカフェ「my-an」を営む傍ら、料理教室を主宰する。また、雑誌やテレビ等で活躍中。アジア料理や、発酵食品に造詣が深い。『箸休め』(学研プラス)など著書多数。

※1台湾元=約3.6円
※時差=-1時間
※国番号=886
※夏季、年末年始、旧正月などの営業は各店にお問い合わせください。また、それ以外の営業時間や定休日なども、現地の状況に応じて変更の可能性があります。
※店舗・施設によっては税金・サービス税が加算される場合があります。
※ショップデータ内のクレジットカードの表記は、すべてのカードを使用できない場合のみ「カード不可」と記入しています。
※掲載のデータはすべて2020年3月26日現在のものです。

人気の台湾ごはん
再現レシピ集

2020.05.03(日)
Photographs=Kitchen Minoru
Styling=Nobuko Nakayama(peddle)
Coordination=TOP TAIWAN MEDIA FACTORY
Cooperation=Taiwan Tourism Bureau

CREA 2020年5月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この特集の掲載号

おいしい、台湾。

CREA 2020年5月号

その一口できっと笑顔
おいしい、台湾。

定価820円

台湾を訪れると、いつも地元の人のあたたかさ、おおらかさに心癒されます。その笑顔の秘密は、日々の豊かなごはんなのかも。あつあつの小籠包に滋味深いお粥や豆漿、心ときめくかき氷とふわふわの豆花。おいしいものは元気をくれる。そんな当たり前だけど大切なことを思い出させてくれる旅をご案内します。