ここ数年、ブームが続いている食材、パクチー。独特な香りがたまらないというファンも多いのではないでしょうか。
中国語ではパクチーを「香菜(シャンツァイ)」と呼び、台湾では市場やスーパーで気軽に手に入ります。
料理にアクセントを付けるため、麺や台湾式ハンバーガー「割包」の具材として、さらには鍋の薬味としてもよく使われます。
![「CÉ LA VI」のパクチーたっぷりスイーツ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/8/-/img_b8970b02159f5da8706ca44502f0b09d157881.jpg)
今回はそんなパクチーをアレンジしたアイデア料理やドリンク、スイーツを楽しめるお店をご紹介いたします。
パクチーまんが美味! 熱々を頬張りたい!
●臥籠崗天然酵素包子(天母店)
![白いテントと看板が目印。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/5/-/img_35e019cdd9f2185ef369a8a59ac17d0c242016.jpg)
店頭には大きな兵馬俑の像があり、店の奥では職人さんが手際よく肉まんを包みあげていく姿を眺めることができる「臥籠崗天然酵素包子(天母店)」は、地元の人に人気の肉まん専門店。
テイクアウト専門ですが、店の前のベンチが空いていれば、ゆっくり座ってホカホカ熱々を食べることも可能です。
![コンパクトで食べやすいサイズ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/8/-/img_b8f6eb47d12c9d1160ccbaca4a8d09c293522.jpg)
しょっぱい系、甘い系合わせて10種類以上あるメニューの中でイチオシは「香菜鮮肉包」(19元)。
弾力のある生地をかじれば、ころんとした具が顔を出します。餡は肉汁で光り輝いていて食べる前から胸が高鳴ります。
豚ひき肉にパクチーを練りこんだシンプルな餡は濃い目の味付け。パクチーの香りはもちろん、茎の部分のほろ苦さまで楽しめる味になっていて、比較的サイズが小さいこともあり、もう一つ食べたくなります。
![肉まんをまとめて10個以上購入する地元のお客様も多く見かけます。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/f/-/img_3f7da3f32a500dd305271e9de330ae84267997.jpg)
台北市内には数多く肉まん専門店がありますが、パクチーまんを味わえる店はほとんどないので、パクチーファンはぜひ足を運んでみてください。
このパクチーまんは夏以外の季節のみ販売しており、夕方頃には完売することもありますのでご注意を。
臥籠崗天然酵素包子(天母店)
所在地 台北市士林區福華路166巷1號
電話番号 02-2836-6969
営業時間 8:30~19:00
定休日 日曜
アクセス MRT芝山駅2番出口から徒歩2分
2020.04.05(日)
文・撮影=矢作晃之