ラ・メゾン・デュ・ショコラの2019年のノエルコレクションで注目すべきは、チョコのスノーボールとアドベントカレンダーだ。

 チョコに美しい穴をあける技術はラ・メゾン・デュ・ショコラのお家芸ともいえる得意分野。

 写真の「ブール ノエル ラ ネージュ」は、M.O.F.(フランス国家最優秀職人章)取得のシェフ・パティシエ・ショコラティエ、ニコラ・クロワゾー氏らの手によって、20個だけ制作された非売品。

 4.4キログラムのチョコレートに、2,000個の穴を開ける作業は1週間もかかった大作だ。

 150の雪の結晶がひらひらと落ちる様を、しろくまが物憂げに眺めている彫像は、もはや芸術品といえる。

 ダーク、ミルク、ホワイトチョコを重層的に使い、底にはキャラメリゼしたナッツが敷かれている。味も保証付きだ。

 これら20個の「ブール ノエル ラ ネージュ」は、世界中のラ・メゾン・デュ・ショコラの店頭を飾る。日本でも青山店を含む2店舗に置かれる予定だ。

 「ブール ノエル ラ ネージュ」は非売品だが、同じ技術と材料で作られたのが、「フロコン エテルネル」。

 11個の雪の結晶を組み合わせたアートピース(130グラム)を、ノエルのプレゼントにしたら、贈った相手はきっと最高の笑顔に!

 「ショコラ カレンダー2019」は、2019年12月1日(日)からイブまでの24日間、ひとつずつ小箱を開けて毎日おいしいショコラを楽しめる夢のようなアドベントカレンダーだ。

ラ・メゾン・デュ・ショコラ

https://www.lamaisonduchocolat.co.jp

2019.11.03(日)
文=CREA WEB編集部