記憶に刻まれる体験が
旅のエッセンスに

 サーフアカデミーやローカルのビレッジ訪問など、海&ビーチや陸、アクティブあるいはリラックス、あらゆるアクティビティが勢ぞろいしたシックスセンシズ フィジー。

 なにもしないでビーチを眺めているだけでもハッピーだけれど、せっかくならアクティビティに参加して、フィジーの思い出を増やしたい。

 スノーケラーやダイバーなら、サンゴ礁を守るエコプロジェクトに参加してはいかが? 

 サンゴについた藻を掃除したり、サンゴを成長させ、移植をしたり。リゾートに再訪して、自分が育てたサンゴに再会する楽しみも。

 クッキングスクールもバリエーションが豊富だ。ピザやパスタ、マカロンや技術を要するスフレまで、シェフからレシピを直伝してもらえる。

 また、カクテルを作るミクソロジーも面白そう。自宅で再現すれば、フィジーの日々を思い出して、さらに心地よく酔えるかも。

 遊び心あふれるサービスで知られるシックスセンシズ。

 その代名詞のひとつとなっているのが、「シネマ・アンダー・ザ・スターズ」。

 屋外の広場にスクリーンを張り、きらめく星空の下、映画を鑑賞するというもの。

 大きなクッションに横たわり、片手には出来立てのポップコーン。ロマンティックかつ至福のひと時だ。

 ロマンティックといえば、サンセットセイリングもおすすめ。

 全面ネットを張ったカタマラン(双胴)ヨットに乗り込み、夕方近くに出港。沖に出るとエンジンを止め、帆の力のみで船は水上を滑るように進む。

 潮風を受けてクルージングを楽しんでいるうちに、南太平洋がやがて茜色に。

 スタッフが用意してくれたシャンパンで乾杯。刻々と色を変える空を見つめていると、徐々に宵の色合いに。

 ふと気づくと、満月の力強い光が一本の道を描いている。一日を終えるのに、ドラマティックな演出だ。

 ちなみに、シックスセンシズ フィジーの敷地には、なんと世界に5,000匹しかいないという珍しいフィジアンイグアナが、19匹も生息しているとか。

 夜のウォーキングツアーに参加すれば、目のいいフィジアンが探し当ててくれるので、ほぼ100%の確率でウォッチングできる!

Six Senses Fiji
(シックスセンシズ フィジー)

所在地 Malolo Island, Fiji
電話番号 666-5028
https://www.sixsenses.com/resorts/fiji/destination

【日本での問い合わせ先】

フリーダイヤル 0120-921-324
メールアドレス japan@sixsenses.com

【取材協力】
フィジー政府観光局

http://www.fiji.travel/jp

フィジー・エアウェイズ

https://www.fijiairways.com/ja-jp/

古関千恵子 (こせき ちえこ)

リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること1/4世紀あまり。世界各国のビーチを紹介する「世界のビーチガイド」で、日々ニュースを発信中。
「世界のビーチガイド」 http://www.world-beach-guide.com/