vol.23 ブレスレット
「フォーエバーマーク
Two D コレクション」
夏に向けて、肌を露出する機会が多くなる季節に重宝するのがバングル。
特に肌を見せる分量が多くなる腕は、何もしないと、どうしても生っぽさが残り、まるで裸でいるような感じがしてしまうので、スタイリングするときには、必ずバングルかブレスレットで光を足すようにしています。
揺れ動くブレスレットは女らしいエレガントさを強調したいとき、バングルは、凜とした強さのある美しさを表現したいときに使うことが多いです。
今回ご紹介した「フォーエバーマーク Two D コレクション」のオープンタイプのバングルは、地金の色違いや、中央のダイヤモンドを囲むパヴェのあしらいが違うなど、似たデザインでバリエーションが楽しめるのが魅力です。
地金の色をミックスしたほうが遊びが出てラフ感が演出できるので、デイリーなスタイルには、あえて色を混ぜて数本を重ねるようにしています。
ダイヤモンドも、さりげなく光が感じられるくらいのほうが今っぽく仕上がります。
忙しい朝には、手軽につけられるというのも大事なポイント。このバングルのようなオープンタイプだと、さっと装着できるのもいいですね。
数本重ねたバングルが放つ複雑な煌めきは、大人の肌を美しく照らしてくれる魔法の光。
この夏、ぜひ挑戦してみてほしいと思います。
季節を問わず、片方の手に3~5本のバングルを重ね付けしている伊藤さん。「体調とか気分に合わせてつける本数は変えていますが、何もしていない日はありません。私にとって、バングルは、お守りのような存在ですね」
伊藤美佐季(いとう みさき)
ジュエリーディレクター、スタイリスト。フィレンツェに遊学、帰国後スタイリストに。女性誌のほか有名女優からも支持が厚く、講演などでも活躍。ジュエリーの楽しみ方に関する初の著書『そろそろ、ジュエリーが欲しいと思ったら』(ダイヤモンド社)発売中。
Column
伊藤美佐季のSource of yourself
ジュエリーディレクターの伊藤美佐季さんが指南する、大人のためのジュエリーの選び方と、つけ方のエッセンスを連載でお届けします。
2019.06.04(火)
Styling=Misaki Ito
Photographed=Masami Naruo(SEPT)
make-up=Tomohiro Muramatsu(sekikawa office)
hair=kazuhiro naka(KiKi inc.)
text=Miwako Yuzawa