はじめての妊娠、出産にあたっては、不安なことやわからないことなど悩みや疑問が次から次へと押し寄せるもの! 先輩ママに聞くのも手だけど、日々更新されていく情報もある……。
そこで、みんなの「?」を解決するべく2012年現在の最新情報を集めました。知っておくと安心なトピックを5回にわたり紹介します。今回は第1回、母子手帳と母子手帳ケースです。
» 第2回 人気のベビーキャリア
» 第3回 子育てお助けアプリ
» 第4回 泣きやませテク
» 第5回 「母乳」のやめどき
ココが変わった! 新・母子手帳
楽しみながら記入できる2012年版「親子健康手帳」。「日本の母子手帳を変えよう」プロジェクト
URL mamasnote.jp
核家族化、共働き世帯の増加、小児科医不足、産後うつ……、急激に変化する育児環境から新たな問題が発生している昨今。そんな中、子育てにまつわる問題を解決するのに活用できるのでは? と注目されたのが、「母子健康手帳」。こうして2010年8月から博報堂による「日本の母子手帳を変えよう」プロジェクトがスタート、ツイッターやワークショップなどで全国のお母さんたちの声を集め、新・母子手帳が誕生した。
新しい母子手帳の最大の特徴は、そのネーミング。表紙には「親子健康手帳」と書かれ、中身にも父親になる心構えなどパパに関する項目が追加され、パパも積極的に育児に参加したくなる作りになっている。ほかにも、従来の6歳まででなく高校卒業まで記録できたり、記念日を書き残せるページ、親から子へ手帳を贈る際にメッセージが書き込めるページなどなど、素敵な要素がいっぱい! 今後も全国のパパとママのアイデアを取り入れながら、毎年改善していくという。
住んでいる地域の自治体がこの新手帳を採用していないと使うことはできないが、昨年度は全国で34、現在は93の自治体が採用、全国に広がり始めている。
今人気のクールな母子手帳ケース
お仕事バッグから見えても違和感のないおしゃれなデザインが選ぶポイント!
2012.10.31(水)
text:Yoshiko Usui
photographs:Ryo Suzuki