【イヤリング】

 昭和歌謡では、指輪より意味深なプレゼント。ちょっとしたことで落ちてしまう失いがちな恋の象徴。これをわざと彼の部屋に落とし、ライバルの女性に自分の存在を知らしめる、ひとクセある使用法も生まれていった。

●用例
・松田聖子「ハートのイアリング」
・大橋純子「シルエット・ロマンス」
・桜田淳子「LADY」

2019.02.25(月)
文=田中 稲
撮影=CREA WEB編集室