せっかく京都に来たんだから、最後の最後まであますことなく味わい尽したい人に朗報。食いしん坊の京都在住ライターの泡☆盛子(あわ もりこ)さんとCREA編集部の編集Iの2人が夜の町をめぐって見つけた、とっておきの一品です。
» 第2回 喫茶ガボールの「玉子サンド」
» 第3回 おかるの「あんかけうどん」
» 第4回 大詔閣 四条店の「チゲスープ」
飲んだあとにも
するすると胃に収まる逸品
◆マルシン飯店の
「天津飯」
昭和52年に創業し、ランチタイムから翌朝6時まで営業する大衆中華の名店。地元の人々からこよなく愛されているのが、名物の天津飯。
店主の前川流史郎さんいわく、「玉子かけご飯の中華版」。白いご飯にふわふわの玉子と出汁の効いた餡がたっぷりとかかる。玉子の具は人参とねぎとシンプル。餡には溶き玉子を加え、トロトロの食感に仕上げている。
「表面張力いっぱいな見た目が食欲をそそる。飲んだ後でも、するっと胃に収まります」(泡さん)
マルシン飯店
所在地 京都市東山区東大路三条下ル南西海子町431-3
電話番号 075-561-4825
営業時間 11:00~翌6:00
定休日 火曜
席数 30席
http://marushinhanten.com/
※カード利用不可
●今回、夜の町で食べ歩いたのは……
泡☆盛子(あわ もりこ)さん
ライター。京都在住25年の間に体重がほぼ倍に。京都の食恐るべし。
CREA編集部 編集I
食べることと飲むことが大好きな26歳。冬に向け、着々と増量中。
2017.10.21(土)
撮影=佐藤 亘