イータリーのシェフズ・テーブルで
スペシャルな食体験を

 MSCメラビリアには、前々回紹介したメイン・レストランのほかに、寿司バーや鉄板焼き、ステーキハウスなど、クオリティの高い有料のスペシャリティ・レストランも揃っています。

アメリカ発のステーキハウス「ブッチャーズカット」。アイルランド産の高品質なビーフをじっくり熟成させてから調理するステーキが人気です。
左:『ベルリッツ・クルーズ・ガイド』で、洋上最高の寿司と評価されている「海渡(カイト)寿司バー」。
右:日本人寿司職人が握る新鮮な握り寿司を楽しめます。いま世界中で注目を浴びている和食だけに、バーの周りには常に多くの人が。
海渡寿司バーの隣が「海渡鉄板焼きレストラン」。シェフが目の前で調理してくれるスタイルはエンターテインメント性も高いのです。

 クルーズ料金には、メイン・レストランとビュッフェ・レストランでの全食事が含まれてはいるのですが、せっかくの機会。トリノ発のイタリア食材専門店イータリープロデュースのリストランテ・イタリアーノの、シェフズ・テーブルを予約してみました。

スローフードを掲げるイータリーのリストランテ・イタリアーノ。厳選された食材をつかったイタリア料理を召し上がれ。

 キッチンが窓越しに見えるシェフズ・テーブルでは、7つのお料理とそれに合わせて特別に選ばれた7つのワインのセットを毎晩限定12名に提供しているのです。

左:イータリーのシェフズ・テーブルからは、窓越しに忙しく働くシェフたちを見学できます。12人限定なので、乗船したら早めにご予約を。
右:お料理が出される前に、厨房チームのダニエル・モレノさんが登場。次なる一品に関して詳しく説明してくれます。

 それでは、この日のコース料理を紹介しましょう。

2017.08.04(金)
文・撮影=安田和代