◆ さくら治療院

子宮温活で女らしさをキープ

 「働く女性の保健室」をモットーに、スポーツアロマトレーナーの神﨑貴子さんと、美容家でありオーガニックスペシャリストの吉川千明さんが姉妹で開院した治療院。女性の悩みに特化したこちらでも、日々のメンテナンスにセルフお灸を推奨、お灸教室を開催し指導も行っている。院長である神﨑さんにセルフお灸のススメを伺った。

●教えてくれた人
さくら治療院 院長 神﨑貴子さん

子宮温活に効果的なセルフお灸は
美と健康の強い味方

「現代女性は、未病というか“なんとなく不調”な人が増えたように思われます。病気とは診断されないけど、抜け毛や肌トラブルなど見た目に関する部分に影響が出てくると、気持ちまで落ち込んでしまいます。それらは、冷えからくる卵巣機能の低下が女性ホルモンに悪影響を与えているケースが多く、故に子宮を温めることがとても大切。子宮温活は女性に意識していただきたいこと」

「お灸に使われるもぐさの熱は、油分と水分を含んだ湿熱。カラダの深層部にじんわり熱を届けることができます。血のめぐりがよくなると酸素や栄養が子宮を含む臓器にいきわたります。血は常に流れていますから、日々のメンテナンスが大切。特に寒い季節は毎日行ってもいいくらい。ただ、自分にあったツボを探すことが大前提です」

 女性のライフステージとホルモンステージを考えながら、その人にあった治療を施してくれると評判のさくら治療院。不調を改善し、本来備わっている免疫力や抵抗力をとり戻すには、ライフスタイルを含めその人を知ることが大事だとか。

「東洋医学ではその人にあったケアが大切だと考えます。同じ不調でも体質や生活習慣によって取り組み方が違いますから、自分のカラダの危険信号をしっかり見極めることが大切。自分の体質を客観的に見るためにもぜひ、治療院を訪れてください」

 よりお灸を身近に。そんな神﨑さんの思いからお灸教室を不定期で開催。「子宮温活」と題し、お灸の特徴や種類、東洋医学の基本など座学を経て、自分の体質チェックシートに基づき適したツボを見つける。少人数制なのですぐ満員になってしまうが、悩み別の相談を直接できるチャンス。

治療で使うお灸。このほか、前ページで紹介したせんねん灸も使用。院内では神﨑さんの審美眼にかなったオーガニックコスメやサプリメントも販売している。
お灸教室では、お腹や腰など広範囲にわたって温めるのに最適な箱灸も、手にとってみることができる。
もぐさのサンプル。実際に手にとってさわり心地や香りを確かめて。
授業は3~5人の少人数で行われるため、セミパーソナルな指導をしてもらえる。

●お灸教室
料金 120分 2,000円
※告知は公式サイトで

さくら治療院
所在地 渋谷区恵比寿西1-21-3 グレイス代官山901
電話番号 090-6186-9150
営業時間 11:00~19:00(最終予約受付)、土曜・祝日 10:00~18:00
定休日 木・日曜
http://www.sakusakura.com/
※完全予約制