2016年12月21日より、ハワイアン航空によるハワイ島への直行便が就航。これにより「ハワイ島経由、オアフ島行き」というハワイの新しい楽しみ方ができるようになった。

 今回は、世界中で活躍するデザイナーやファッションプロダクトに焦点を当てた「ホノルル・ファッションウィーク2016」のほか、現在進化中のハワイスタイルを紹介しよう。

ハワイアン航空の新ユニフォームも初登場!
ホノルル・ファッションウィーク2016

 ハワイ最大のファッションの祭典「ホノルル・ファッションウィーク」が2016年11月10日~12日の3日間、ホノルルのハワイコンベンションセンターで開催された。2014年にスタートしたこのイベントは、地元ハワイだけではなく、世界中で活躍するデザイナーやファッションプロダクトに焦点を当てたグローバルな企画で、ランウェイショーやVIPイベント、ポップアップショップ、限定商品の販売など、見どころも満載だ。

「ハワイアン航空プレゼンツ:Runway to Runway ファッションショー」では、世界各地で活躍する5人のデザイナーのステージが。

 3回目を迎えた今回は、日本からモデルとして梨花さんや小嶋陽菜さんが参加してランウェイに華を添えたほか、日本人デザイナーのPELIさんが手がける原宿系のブランド「PAMEO POSE」のステージもあり、地元のファッショニスタたちを沸かせた。

ショーを待つあいだ、世界中から集ったセレブリティたちがシャンパンを片手に談笑し合い、さながらパーティーのようなゴージャスな雰囲気。
会場内には、注目ブランドの展示ブースがずらり。愛らしいドレスが目を引いたのは、ロコたちに大人気のセレクトショップ「Angels by the Sea Hawaii」。ランウェイでは、小嶋陽菜さんが新作アイテムを着て登場した。

 中でも最も注目を集めたステージが、ハワイアン航空の新ユニフォームのお披露目をかねたランウェイショー。ハワイ島ヒロ在住の有名デザイナー、シグ・ゼーン氏が手がけた新制服のテーマは「クウ・マコウ(Kū Mākou)=全員が1つになり、つまり、1つの家族、1つのチーム、1つの組織として、ともに力を合わせること」。

 ハワイアン航空を象徴する紫色と、現在の制服に取り入れられている青色を基調に、ハワイ伝統のレフア(花柄)とオヘカパラ(竹のスタンプ柄)があしらわれた、モダンなデザインが印象的だ。

デザイナーのシグ・ゼーン氏が最前列で見守るなか、ランウェイには新ユニフォームを纏ったスタッフらに混じって、同社CEOのマーク・ダンカリー氏の姿も。(C)HAWAIIAN AIRLINES
部門ごとに異なるデザインと色調の制服が用意され、5000人以上のスタッフが2017年後半から着用する。(C)HAWAIIAN AIRLINES

2017.01.03(火)
文・撮影=中山理佐