ルーアン大聖堂の正門は正確には西北西向き。モネは相対する建物2階に画架を据え、刻々変化する光を捉えた。 左はモネが陣取った建物。右は日陰で青ざめた様相を見せる朝の大聖堂。 《ルーアン大聖堂扉口、曇り》1892年(52歳)灰色の空の下、石灰質の大聖堂が沈んだ色合いで、細部まで描き込まれている。実際の建物と見比べたい。 《サン=ドニ通り1878年6月30日の祝日》1878年(38歳)モネのパリ時代の最後期、万博の祝祭に湧き返る市内の様子を描いた1枚もルーアン美術館にある。 館内は模写に勤しむ学生も多い。 堂内にはノルマンディ公国の始祖ロロの横臥像や、聖人像がある。 建物はナポレオン時代に遡る宮殿風の造り。