「氷くるみ餅」シングル(餅5個)420円。餅が10個入ったダブル840円もあり、いずれも通年メニュー。写真は撮影用に氷を少しよけたもの。本当は氷にすっぽりと覆われていて、中のくるみ餅は見えない。 シール容器入り、壺入りなど持ち帰り商品がずらりと並ぶが、商品はすべてくるみ餅。 「くるみ餅」もシングル(餅5個)410円と、ダブル(餅10個)820円がある。 お店に入ったら、まず注文して支払い。番号が記された木札を受け取って空いてる席に座って待つ、というシステム。 進物用には、三重県四日市で焼いてもらっているという壺入り2,030円~も。 阪堺電車の寺地町駅からすぐ。堺は千利休の故郷。近隣には、千利休屋敷跡や、彼が愛した銘菓をいまに伝える「本家小嶋」などがある。 「高麗餅」(粒あん、こしあん、白あん、抹茶あん、胡麻あん)はお茶がついて800円。 表から見える店名は、ガラス越しに立てかけてある表札だけ。その向こうには、もうひとつの銘菓「梅干し」がディスプレイ。 「氷しるこ」750円。夏は、ほかに氷ぜんざいやかき氷(宇治金時、金時)がメニューに登場。 テーブルのみの店内。奥には、義太夫節の太夫で、人間国宝の山城少掾直筆の額が飾られている。 気さくな18代目店主の久保哲也さん。店を継ぐ前は百貨店に勤務していたそう。 大阪取引所などがある北浜駅から歩いて3分ほど。 「コゲ少なめ」「コゲ普通」「コゲ多め」「コゲコゲ」から焼き加減が選べる「みたらし団子」1本120円。 みたらし団子を始めて間もない、昭和36年に増築した時の記念写真。最前列真ん中に初代の中田治吉さん。 写真はコゲ普通。初めての人はまずはこれから。 昆布だしを使ったたれは、当初は珍しかったそう。5本入り600円のほか10本入りもあり。 「力士最中」1個 230円。3個、5個、10個箱入りなどあり、電話で取り寄せできる。きんつば、三笠も取り寄せ可。 平日でも並んでいることが多いが、手際がいいので作業を見ているうち、あっという間に順番がやってくる。店内に腰かけるスペースが少しある。