「小湊鉄道」。 大正時代より多くの人々に愛されてきた「小湊鉄道」。車両や駅舎は古き面影を残している。 例年3月中旬〜12月頃までトロッコ列車も運行中! スケジュールや料金など詳しくは、小湊鉄道公式サイトへ。 五井駅東口から徒歩0分の「こみなと待合室」。電車を待つ人も、ここを目的に遊びに来る人も、誰でも自由に利用可能。 Wi-Fiも完備! 自由に読んでいい書籍コーナーもあり、ついのんびり過ごしたくなる。 木がふんだんに使われた居心地の良い空間。本を読んだりテレワークをするおひとり様も多いとのこと。 房総ジビエを使った「ジビエドッグ(690円)」。パンはクロワッサンとドッグパンの2種類から選ぶことができる。 「安全第一カレー(600円)」は鉄道も食も安全が一番大切というコンセプトをもとに開発した無添加のカレー。 左は里山トロッコ機関車をイメージしたコーヒーゼリーの「トロッコパフェ(400円)」。右は「赤コップ付きソフトクリーム(640円)」。 すぐそこは線路! 停車中の列車がズラリと並んだ様子が見られるのは、五井駅が始発駅だからこそ。 こみなと待合室の庭ではイベントも開催され、パブリックスペースとして地域の交流の場にもなっている。 鉄道を思わせるデザインや装飾がそこかしこにあり、旅好きの心がくすぐられる。 入り口の階段には列車のレールを支える枕木が使われているそう。こみなと待合室の建物同様、元々あるものを受け継いで新たな形で活用されている。 店内で購入できる小湊鉄道グッズがかわいい! 旅のお供に嬉しいサクマ製菓コラボのドロップ、日常使いできるノートや付箋。たくさんあるオリジナルグッズの中で、一番人気は小湊鐵道キハ200形のサウンドトレイン。 レトロなまち並みと現代アートがミックスした「牛久商店街」。この古い建物は元々洋服店。ここだけタイムスリップしたかのよう。 八木秀人「全てのエネルギーはここから始まる。」 2027年6月ごろまでの展示予定。 藤本壮介「里山トイレ」。小湊鉄道が行っている“逆開発”にならい、里山の始まりを予感させる風景を作っている。 「緑があるトイレ」の中は、吹き抜けが設けられ、吹き抜け部には落葉樹が植えられている。トイレとは思えない空間。 千田泰広「Analemma」。千田氏は、米光学誌OPTICA「世界の9人の光のアーティスト(2019)」に選出された実績をもつ。 上総牛久駅のほかにも、全18駅のほとんどが開業当時の駅舎を一部改装しながら使っているという。 旬の房総食材を使ったピッツァレストラン「PIZZERIA BOSSO」。 千葉県最大の貯水面積を誇る「高滝湖」のほとりに佇む隠れ家的レストラン。 薪などの木材を燃料にする新窯は、高温で短時間で焼き上げることで旨味を閉じ込める。 房総農家のピッツァ(2,590円)。 ピッツァボッソ 四季のピッツァ(2,980円)。 レストランは全面ガラス張りになっていて、店内から高滝湖を一望できる。 デザートは、「房総季節果物のドルチェピッツァ(1,650円)」が人気。旬の果物をカスタードクリームと一緒にのせて焼き上げていて、ミルク、いちご、ブルーベリー、落花生のジェラートの中から好きなフレーバーを一つをトッピングできる。 自家製の「房総フルーツジュース(720円)」も味わってほしい逸品。季節によってフルーツが変わり、この時は市原市の特産品いちじくのスムージー。 「市原湖畔美術館」。1995年に開館した観光・文化施設「市原市水と彫刻の丘」を2013年にリニューアルして誕生。 2025年3月30日まで、企画展「深沢幸雄のガラス絵の世界」が開催中。ガラスに絵の具を乗せ、その部分を削り、削ったところに絵の具を乗せるといったことを繰り返す深沢氏独自の手法で、独特な色彩のガラス絵を実現した。 深沢氏が制作したマシンロボット「チンタラ一世」。自動で目立て(銅板に刃をあてて版の下地をつくる作業)を行った、深沢氏の相棒。 KOSUGE1-16「Heigh-Ho」 篠原勝之「飛来」 重村三雄「生命の星(やませみ)、かげろう、湖の祭り」。高滝湖上に、ダム建設によって失われた生命が復活するという「生命の循環」をキーワードに制作した水上彫刻を配置している。写真はかげろう。 KOSUGE1-16「Toy Soldier」。常設展示室の前の監視員。人がいないとすぐ怠けて座り込んでしまうのだそう。