北海道の大地が育む滋味をのんびり味わえる人気店「かっこう料理店」。土鍋で炊き立てのごはんに感激。 豊頃町(とよころちょう)を拠点に活動する食肉料理人集団「ELEZO」の新たなステージとして誕生したオーベルジュ「ELEZO ESPRIT」。ダイニングで提供される、この土地で命を育んだ蝦夷鹿の旨みに驚嘆。 左:オープンキッチンに立つ「ELEZO」代表の佐々木章太さん。右:細心の注意が必要な蝦夷鹿の火入れ。美しい色合いからも肉の上質さが分かります。 毎日3組6名のみが唯一無二の美味を堪能できるダイニング。 素材は蝦夷鹿のみ。ねっとりと濃厚な味わいがたまらない「コンソメスープ」。 蝦夷鹿のほか、広大な土地で育つ放牧豚などの熟成した旨みと香りが口に広がる「シャルキュトリー盛り合わせ」。 客室はそれぞれ独立した3棟3室のみ。いずれも2名での利用が基本。 「めむろワイナリー」が生み出す美酒。右から「清舞【BITO KOICHI】vin2021」5500円、「山幸【BITO KOICHI】vin2021」5,280円、「LEGAME vin2021」4,730円。 醸造室にずらりと並ぶ小さなタンク。 醸造責任者の尾原基記さん。 ワインSHOPでは、ほかにはあまり出回らない希少な一本が購入できることも。 樽のなかでリリースの時を待つワイン。 新得町(しんとくちょう)のどかな田園風景のなかにたたずむチーズ工房。 熟成庫で眠るチーズ。 右上から時計まわりに、“パンに合う” をテーマにした「ます(枡)」918円、サクサク食感と濃厚風味の「フリーズドライチーズ」1,080円、毎日味わいたい人気の逸品「コバン」1,134円、そのままはもちろん料理に添えたり、お菓子作りに使ったりと万能選手の「フロマージュブラン」810円。 チーズは、JR新得駅内「新得ステラステーション」、帯広市内「十勝トテッポ工房」「とかちむら産直市場」、新千歳空港「Wine&Cheese北海道興農社」などでも取り扱い。 独自の風情に誘われて、毎夜、たくさんの人が訪れる「北の屋台」。 今年で北の屋台3期目となる「ポンチセ」(アイヌ語で「小さい家」)。店主の豊川純子さんが小さいころから食べて育ったアイヌ家庭料理や、アイヌ文化の薫りをまとった創作料理を味わえます。 「ポンチセ」を訪れたらぜひ注文したい「ポネオハウ」660円。 伝統的にアイヌがよく食してきたチポロ(イクラ)を添えた「アイヌ風ポテトサラダ チポロいも」770円。 小さな屋台のなかには、可愛いオブジェが。 極めて希少な十勝産サフォークラムを使用する数量限定「生ラムのたたき」1,500円。 ニンニクをたっぷり効かせた「琥羊」のスタミナメニュー「十勝足寄町 永井畜産の馬肉 桜ユッケ」1,500円。 「こんなの初めて!」と驚きの味わい。折笠農場のじゃがいも「さやあかねのポテトフライ」600円。 「琥羊」の店主・高橋泰之さん。 【マリヨンヌ(帯広市)】 十勝を代表するフランス料理の名店。6年にわたり「北の屋台」に看板を掲げ、これまでの “屋台クオリティ” を凌駕する一皿で食通を虜にし、2020年5月には徒歩1分ほどのビル1階に移転。「ここに来れば、お皿の上で十勝をぐるっと一周できますよ」と、シェフの小久保康生さん。 【市場食堂 ふじ膳(帯広市)】大正2年の創立から110年余、十勝の食卓を支えてきた帯広地方卸売市場にある「市場食堂ふじ膳」は、朝から新鮮魚介を味わえるとっておきの場所。北海道の天然ものがたっぷりのった海鮮丼、寿司などメニューも多彩。 【かっこう料理店(更別村)】小さな森に隠れるようにたたずむ「かっこう料理店」は、北海道の大地が育む滋味をゆったりと味わえる人気店。食卓の主役は、自家農園の野菜や豆、近隣の生産者から届く季節の幸。店内には4組のテーブル席のみなので、予約はお早めに。 【旅とPizzaとお宿 咲色~Sairo~(上士幌町)】帯広から車で約1時間、十勝ならではの牧場風景が広がる上士幌町に、小さな宿を併設する石窯ピッツァのお店がオープン。小麦粉もチーズも十勝を中心に北海道産にこだわり、旬の食材を取り入れた季節のピッツァも美味。 【星野リゾート トマム(占冠村)】十勝のお隣、占冠村の「星野リゾート トマム」がただいま、美食デスティネーションとして進化中。リゾナーレトマムのメインダイニング「OTTO SETTE TOMAMU」のディナーコースには、非日常の旨みが満載です。 【アマムエクル(音更町)】帯広のベッドタウン・音更町の閑静な住宅街に小さな看板を掲げる「アマムエクル」は、乳製品や卵などの動物性素材を一切使用しないヴィーガンスウィーツの専門店。「これ、本当にヴィーガン!?」と驚く、繊細かつリッチな味わいがたまらない。 【十勝カルメル会修道院(幕別町)】帯広郊外の小高い丘の上に立ち、シスターたちが祈りを捧げる日々を送っている十勝カルメル会修道院。小さな売店が併設されていて、生計を支えるために作られたお菓子を販売。素朴で優しい甘さのチョコレートやクッキーが好評です。 【道の駅・忠類(幕別町)】十勝には、思わず笑みがこぼれる、ご当地ならではのユニークなお菓子がいっぱい。「道の駅・忠類」などで購入できる「ナウマン饅頭」なども誌面でご紹介しています。 左:「幻の橋・タウシュベツ橋見学ツアー」など、十勝には感動体験も豊富(写真提供:ひがし大雪自然ガイドセンター)。 右: 北海道観光のPRキャラクター「キュンちゃん」。