長崎の和華蘭文化を象徴する伝統料理「卓袱料理」をイメージした朱塗りの膳の「宝楽盛り」。 食事処のエントランスにもステンドグラスのモチーフが。 食事処はすべて半個室。波佐見焼の食器が大胆にコラージュされたパーテーションが目を引く。 先付けから甘味の「枇杷のかんざらし 界 雲仙風」まで、長崎ならではのエッセンスが光る会席料理。 雲仙のお土産として名高い「湯せんぺい」のサクサクとした食感に、豚の角煮をアレンジしたリエットが相性抜群。 特別会席の台の物は和牛や海鮮など贅沢な具材を「あご出汁しゃぶしゃぶ」で。 あご出汁の旨みと和牛ロースの旨みが一体となり、幸福感が口中にあふれる。 島原地方の郷土料理「具雑煮」をはじめ、色とりどりのメニューが揃う「ご当地朝食」。 雲仙温泉の歴史や泉質などを「界の湯守り」が解説してくれる「温泉いろは」。 標高700mの場所に位置する雲仙温泉は、昔から避暑地としても名高く、明治期には外国人にも人気だったそう。 古くから自然の給湯施設として利用されてきた雲仙地獄の燗付け場。 大きなステンドグラスが美しい湯小屋の内風呂。「あつ湯」は源泉掛け流し、「ぬる湯」は雲仙地獄の燗付けを利用。 夕暮れ時には茜色に染まる雲仙の空に抱かれるような湯小屋の露天風呂。 雲仙温泉の泉質は鉄分や硫黄を含む酸性湯。長く入らず、短めに1日1〜2回がおすすめ。 客室に備えられているオリジナル風呂敷とうちわ。風呂敷は22施設の「界」にそれぞれのカラーが。 雲仙天草国立公園内に位置する雲仙地獄でパワーウォーキング。 立ち込める噴気や湯気を感じながら雲仙地獄を一周するアクティビティ「雲仙地獄パワーウォーク」。 最も噴出がさかんな「大叫喚地獄」など、雲仙地獄の代表的なスポットも案内してくれる。 地下から噴き出す温泉水と泥が混じり、円錐形の小さな山になった「泥火山」。日によって形が変わる。 湯煙と硫黄の香りが立ち込める中、ストレッチやエクササイズで体を目覚めさせる。 「旧八万地獄」の大岩には、湯の神として知られる湯神少彦名大神をまつった社が。 噴出活動を休止している「旧八幡地獄」で最後のストレッチ。地面には地熱が残っており、ほんのり温かい。 雲仙はネコの町。地熱で温まった地面を見つけて、ごろりんと気持ちよさそう。