生活安全課は「なんでもやってらっしゃる」
バカリズムは『ブラッシュアップライフ』では主人公が経験する数々の職業を、『ホットスポット』ではホテルの従業員を細部までリアルに描いてきただけに、今回もお仕事モノとしてのリアリティには期待が高まる。加えて今回、森田自身も諏訪警察署に足を運んだ。
「生活安全課については深く知らなかったので、調べるところから入りました。交通課だったら交通、刑事課なら刑事と、それぞれに分野があるんですけど、生活安全課はなんでもやってらっしゃるんだなというのが率直な印象で。仕事の範囲がこんなに広くて大きいというのが、単純にすごいなと思いました」(森田氏)
劇中では彼らを刑事と呼ばない。刑事課と混同されるためだという。署で聞いた話で忘れられないのが、交番勤務時代の捜し物だ。
「大きな亀の探し物で、これぐらいの亀かと思ったら、ウミガメサイズの亀をずっと探して見つかったとか、そういう面白いエピソードをたくさん聞きました。いつも警察をイメージするときは強盗や暴行といったものを思い浮かべがちだったので、日常の些細な出来事にみんなで関わっていらっしゃるんだというのに一番びっくりしました」(森田氏)
そうして聞いた話は、そのまま台本に流れ込んでいる。
「生活安全課での出来事がそのまま台本になっているので、台本を読んで、この話はあるのかもなと思っていたら、あ、この方から取材されたんだなというのが続々とわかってきたりする」(森田氏)
