全室海側バルコニー付き! クルーズのネックだった通信環境やデジタル化対応

 351の客室は、旅の目的やスタイルによって3タイプに分かれます。最高峰の「ペントハウス」、個性的なテーマの「スイート」、はじめての船旅にもおすすめの「バルコニー」。

 すべての客室に共通しているのが、バルコニー付きであること! 飛鳥クルーズオリジナルのシモンズ社のベッドやキッチンシンク付きのミニバー、収納力たっぷりのクローゼットも共通しています。旅の荷物を事前に宅配便で送っておけば、客室まで届けてくれるので、手ぶらで乗船することだってできます。

 ゆったりとしたバスタブにシャワー付きトイレ、ダブルシンクなど水回りも計算され尽くしています。ちなみにバスアメニティは海洋深層水をベースにした国産です。

 また、クルーズの悩みの種だった通信環境もグンと進化。スターリンクを採用し、フリーWiFiを実現しました。タブレット端末を全室に備え、レストランなどの施設や寄港地観光ツアーの予約が自室で、手元でできるように。

 さらにニュースや映画などを視聴できる薄型IPTVを導入し、部屋にいながらにして船内のシアターで開催中のイベントや船外カメラのリアルタイム映像を楽しめます。イベント情報や各施設の混雑状況などを知ることも。デジタル化が進み、ワーケーションの場としても選択肢に加えられるのではないでしょうか?

日本各地の伝統工芸や産物に出会うプロジェクトなど趣向を凝らした「スイート」

 3タイプある客室のうち、リビングとベッドルームが仕切られた「スイート」はレジデンシャルの要素を感じる客室。個性的な5種類のタイプがあります。

 中でも「ミッドシップスイート」は、他のクルーズにはないユニークなプロジェクト『ASUKAⅢ meets 47都道府県』の47の客室が含まれています。これは47都道府県それぞれの地で受け継がれてきた伝統工芸や特産品などが客室で楽しめるというものです。

 実は今回が2回目の乗船になるのですが、はじめて乗船した時は秋田県のお部屋。組子細工のアートパネルに組子行灯、曲げわっぱを植木鉢のように見立てた盆栽などが飾られ、落ち葉かりんとうにハスの葉茶などを堪能することができました。今回の宮崎県の客室には現代の名工・黒木国昭が手掛けるガラス作品「光琳」シリーズが飾られ、ウェルカムスイーツには日向利久庵「くりこ」が用意されていました。

 このプロジェクトは自分の出身地なら愛着もひとしお、未踏の地ならいつの日かと興味の対象になるはず。ちなみに、この部屋で体験したアイテムはオンラインで購入できるものもあります。

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