小豆を使ったお赤飯は隠れ名物
古くから、お祝いのときに食べる赤飯。とらやの軽食としても愛されており、実は一度食べるとファンになる人が多い名品なのです。
通常、赤飯には「ささげ」を使いますが、とらやの赤飯は小豆を使っているのが特徴。餡をつくるときに出る、ゆで汁を少し煮詰め、濃厚にしたもので炊き上げるので色にも味にも深みがあります。
美しい漆の二段重に入った赤飯は、ふたを開けると、豆ともち米のつや、そして香りのよさにうっとりします。
おかずは、ふっくらと炊いた大きな花豆や、漬け物、つくだ煮、焼きかまぼこが。お茶請けにもなるおかずと一緒に、赤飯を味わって。







