こんな楽しみも! 景色の移ろいの中に、嬉しい出会いが隠れている

「国立公園内に入らないと楽しめないんだろうなと思ってしまいがちですが、実はそんなこともないんです。たとえば女満別空港からの道中、車で農道を走っていると、こぎつねが姿をあらわしたり、かわいいエゾリスが歩いていたり。海の岩場や川の近くでは大型の猛禽類に出会えることもあって、運がよければ絶滅危惧種のシマフクロウにお目にかかれるかもしれません。僕自身、朝出勤するときに川のそばのガードレールにシマフクロウがとまっているところを見かけたことがあるんです。なので、ドライブ中も『こんなところにいないだろう』と思わず、『いるかもしれない』と一瞬の変化に目を向けてもらえると嬉しい発見があるかもしれません」(藤田さん)

 そして、旅には「おみやげ」も欠かせません。藤田さんお気に入りの知床みやげも教えていただきました。

 お酒好きの藤田さんが東京へ戻る際に手土産としてよく選ぶのは、「しれとこ麦酒」と「鮭とば」。なかでも「野尻正武商店」の鮭とばは、知床産の天然鮭を塩だけで仕上げた昔ながらの味わい。添加物や着色料を使わず、鮭本来の旨みが楽しめるのが魅力で、藤田さんもついリピート買いしてしまうそう。知床を訪れた際はぜひチェックしてみてください!

最後に。知床を安全に楽しむためのお約束

 知床は、市街地や道路沿いも含めてヒグマが暮らす地域。ヒグマなどの野生動物を見つけても「車から降りない」「ヒグマは50m以上、エゾシカは30m以上の距離を保つ」ことが大切です。もちろん「食べ物やゴミを落とさない」「ヒグマや野生動物にえさを与えない」これも鉄則。

 野生動物たちの生活圏にお邪魔しているという謙虚な気持ちを忘れず、知床の自然の恵みを思う存分楽しみたいものです。

知床への交通アクセス

羽田空港から女満別空港まで 飛行機 約110分
女満別空港から「知床自然センター」まで 車 約90分
※アウトドアの拠点となる「知床自然センター」内に「ザ・ノース・フェイス/ヘリーハンセン 知床店」が入っています